磐梯山大噴火から120年
1888年(明治21年)7月15日に、磐梯山は大噴火を起こしました。
水蒸気爆発によって、北側にあった小磐梯は崩壊、U字型の大火口が生じました。爆風と大量の土砂が甚大な被害をもたらし、477人の命を奪いました。
また、土砂で川がせき止められ、裏磐梯の湖沼群が誕生したのでした。(桧原湖の底にはかつての桧原村が沈んでいます)
その磐梯山大噴火から、今年で120年になります。
磐梯山の火口(2006.6.2撮影)
磐梯山噴火から120年となる平成20年度に、福島県立博物館(会津若松市)、磐梯山噴火記念館(北塩原村)、野口英世記念館(猪苗代町)の3館共同で、磐梯山に関わる企画展(各館それぞれの特色を活かして)が計画されています。その予告編として、シンポジウム「会津磐梯山を考える」が、県立博物館(TEL:0242-28-6000)で開催されます。
日 時 1月19日(土)13:30~15:30
場 所 県立博物館 講堂
コーディネーター 県立博物館館長 赤坂憲雄氏
パネリスト 磐梯山噴火記念館副館長 佐藤公氏
野口英世記念館学芸課長 小桧山六郎氏
県立博物館学芸員 竹谷陽二郎氏
※各館担当者(パネリスト)から次の基調報告があります。
「磐梯山をめぐる人と自然」 竹谷氏
「写真は火山現象をとらえていた」 佐藤氏
「磐梯山への想い-野口英世の恩師・小林栄が遺したもの」小桧山氏
(入場無料)
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コメント
昨年のお盆休みは家族で、五色沼自然探勝路を歩きました。小3の娘には丁度いいトレッキングコースであり、さすが有名な五色沼ですね。天候も良かったせいか、いい眺めでした。
これらの湖や沼は全て磐梯山の噴火に関連しているのですよね。
今回のシンポジウムは私も興味ありますが、
ちょっと遠いですね。
投稿: 桜もち | 2008年1月 5日 (土) 21時59分
コメントありがとうございました。
シンポジウムを聴きに来るには、ちょっと遠いですね。
会津に来られる機会があれば、3つの館の企画展を回ってみるのも面白いかもしれません。
投稿: 住人 | 2008年1月 6日 (日) 06時57分