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2008年7月23日 (水)

田島祇園祭の宵祭り

かねてから見に行きたいと思っていた田島祇園祭。ようやく実現しました。

田島祇園祭は、800年以上前にこの地方を治めることになった長沼五郎宗政が、祇園信仰にもとづいて牛頭天王(ごずてんのう)・須佐之男命を天王社として祭ったことが始まりとのことです。
伊達政宗が会津を支配した時代に一時できなくなったのを、慶長8年に住民の願い出により再興したそうです。
明治4年、天王社は田出宇賀神社(古くからのこの地方の鎮守)に合祀となって田出宇賀神社例祭が祇園祭と合併の祭日となり、更には熊野神社の例祭日が明治12年に同一日になるなどの変遷をへて、今日の田島祇園祭となっています。

7月22日が宵祭りでした。

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田島祇園祭の舞台である田出宇賀神社・熊野神社。
社務所は左が田出宇賀神社、右が熊野神社と別々にあるのですが、正面奥の社殿はというと、
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1つの建物の左が熊野神社、右が田出宇賀神社となっているのです。

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午前10時から例大祭が行われました。

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神様に楽しんでいただくために演じるのが神楽とのことで、「剣乃舞」の奉納がありました。

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「浦安乃舞」の奉納もありました。

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午前11時50分から駅前交差点でオープニングセレモニー。

ひきつづき(午後0時10分から)子供歌舞伎の通し上演がありました。
今年の演目は「絵本太功記・尼崎の段」。本能寺で織田信長(歌舞伎では小田春永)を討った明智光秀(武智光秀)と母、妻、嫁3人の女のドラマ(失礼、息子の武智十次郎も頑張っていました)。

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はじめに出演者の紹介がありました。小学4年生から中学2年生まで、女の子ばかりでした。

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武士の道に反すると責める母、女の道と考え夫に従う妻。

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ナマの義太夫(会津大学短期大学部生)もあって、本格的な舞台です。

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母を誤って手にかけ、息子を戦で失う光秀でした。

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羽柴秀吉(真柴久吉)と山崎(天王山)で勝負を決することを約して…。

午後4時からは、4台の屋台で、運行しながらの子供歌舞伎上演です。今年の演目は「絵本太功記・尼崎の段」、「一谷嫩軍記・須磨の浦の段」、「南山義民の碑・喜四郎子別れの段」、「時津風日の出の松・鴫山城内の段」。
先立っての出演者紹介は夕立のために中止となりましたが、運行開始のころには雨も上がって。

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屋台は通りを行ったり来たり(出演者のほか、子どもたちも乗せてもらって大はしゃぎ)、止まったところで短い1幕ずつ演じられます。

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中屋台の「南山義民の碑・喜四郎子別れの段」。地元に題材をとった悲しい物語。医師良庵役の男の子は今年初舞台です。

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小栗山喜四郎は江戸幕府に直訴する決意をし、家族に刑罰が及ぶのを避けるため、母や妻に悪態をついて母から勘当され、息子との別れのつらさにも耐えて家を出て行くのでした。(息子役の女の子も今年初舞台)

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本屋台の「時津風日の出の松・鴫山城内の段」も地元に題材をとった物語。

午後7時30分からの夜の部は、屋台毎の出し物を入れ替えての上演です。宵闇に浮き出る舞台、日中とは違った趣きがあります。

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上屋台の「絵本太功記・尼崎の段」。十次郎が初菊に別れを告げます。

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西屋台では「一谷嫩軍記・須磨の浦の段」。

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「時津風日の出の松・鴫山城内の段」は中屋台で。

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「南山義民の碑・喜四郎子別れの段」は本屋台で演じられていました。

子供たちの熱演が続く中、田島の夜は深まっていきます。

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