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2008年12月 3日 (水)

蘇った煉瓦窯

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“蔵のまち・喜多方”には、町なかから山あいの集落まで、約2600棟の蔵が存在するそうです。用途も、建築様式や材料も様々で、煉瓦(れんが)造りの蔵も多く見られます。(写真は三津谷地区の煉瓦蔵)

喜多方の蔵や塀、煙突などに使われている煉瓦や瓦のほとんどを供給してきたのが、喜多方市郊外の三津谷地区にある旧樋口窯業(明治23年創業)の登り窯です。喜多方の近代産業の代表的施設でもありました。
時代の流れで1970年に閉鎖、82年には喜多方市の有形民俗文化財に指定されて再開したものの、95年から使われなくなって現在に至りました。

昨年11月に経済産業省から産業遺産として認定されたのを機に、窯を再生して「生きた産業遺産」として活用しようと開始されたのが「三津谷煉瓦窯再生プロジェクト」(商工会議所、市民団体などで実行委員会を結成)です。

初年度の今年、窯の再生作業と同時並行で「煉瓦・瓦づくり職人 体験・養成コース募集」が行われました。
9月から11月まで土日を中心に延べ13日の日程。説明会、窯の清掃・補修にはじまり、薪作り(各回)、窯の試し焼き、日干し煉瓦搬入、釉薬掛け・窯詰めと作業を積み重ね、11月22日に火入れをして40時間以上かけて焼成、29・30日に「窯出し」。私が訪れた11月30日は最終日だったのです。

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皆さん、息の合ったチームワークで、窯から煉瓦を運び出し、くっついたのをはがしたり、ABCに選別して積み上げていく作業をしていました。共にやりとげたという喜びが伝わってきます。

初めてのことなので、いろいろ反省点もあるようです。
今回の経験や収集したデータを活かしながら、来年以降の事業につなげていくとのことでした。

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