会津漆器に新戦力
昨日は、会津若松市の会津町方伝承館で開かれている、会津漆器技術後継者訓練校第5期生の卒業制作展に行ってきました。
蒔絵専攻の鈴木美保子さん、山中早苗さん、塗専攻の齋藤麻理子さん、荻野剛司さん、薄井綾子さんの5人が、2年間の研修の成果を発表しています。
荻野さんの2メートルもある乾漆像、「レパーバーンの女神」には圧倒されました。ドイツの街で見た娼婦からイメージをふくらませたようですが、すごい存在感です。
薄井さんの4色の色漆を重ねたという円卓「SEA COSMOS」は華やかですね。上に載っている6つの器から成る乾漆入子「STARS」は多様な使い方ができるそうです。
山中さんの作品「青海波に兎」の眼の輝きも印象に残りました。
ごく一部しかご紹介できませんが、5人の皆さんの充実した2年間の研修ぶりをうかがわせる作品がたくさん展示されていました。
訓練校第3期生で冨樫洋一氏に師事している青柳彩子さん、山内泰次氏に師事している山口朋子さんの作品もありました。
今春に第5期卒業生を送り出す会津漆器技術後継者訓練校ですが、その前身は会津漆器技術後継者養成所。昭和46年(1971年)に会津漆器協同組合連合合が関係機関の協力をえて後継者不足打開に取り組んだのが始まりで、長い歴史があります。現在の会津漆器界で中心的に活躍している方々の中にも養成所卒業生がたくさんおられます。
巣立っていく5人の皆さんも、さらに技術を磨き、工夫を重ねながら、会津漆器界に活力を与えてくれることでしょう。
会津漆器技術後継者訓練校第5期生の卒業制作展は、会津町方伝承館(会津若松市大町二丁目8-8、Tel.0242-22-8686)で、3月1日(日)まで開かれています。時間は10時~17時(最終日は16時)です。
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