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2009年6月

2009年6月25日 (木)

八町温泉共同浴場

花ホテル講演会に来られていた「おく愛ズ」の方から、建て替え中だった八町(はちまち)温泉の共同浴場が完成したとお聞きしました。
それでさっそく、講演会の翌朝(23日)、金山町の八町温泉共同浴場へ。
JR只見線会津川口駅がある川口地区から、只見川支流の野尻川に沿って(国道400号)昭和村方面へ5キロほど入ります。

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八町温泉共同浴場「亀ノ湯」は、国道から石段を降りていった野尻川の川べりにあります。

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立派な建物が完成していました。

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入口の戸を開けると左右に男・女の脱衣所、正面に四角い浴槽が1つというのは変わっていません。「協力金100円以上」というのも。
浴槽には2つの源泉が注がれています。八町温泉の源泉(左)だけでは量が少なく温度が低くなってしまうので、対岸から引いた玉梨温泉の源泉とのブレンドになっているのです。

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天井の梁も太くて立派です。

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壁面には寄付者の札が掲げられています。地元金山町の方が多いですが、東京や関東の方も。
地域の人々によって守られている共同浴場。多くの人の支えもあるのですね。

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2009年6月24日 (水)

夢を形に

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6月22日、柳津の「花ホテル滝のや」で開かれた「花ホテル講演会」を聴講してきました。地域づくりをめざしての「小さな宿の勉強会」の第166回。私は、4回目の参加でした。(2007年11月18日の記事で「花ホテル講演会」について書いています)

タイトルは「奥会津の過疎の町から発信!企業組合の町おこし」。講師は目黒謙氏(富士電機デバイステクノロジー(株)勤務 金山町在住)で、ゲストが目黒祐一氏(企業組合 おく愛ズ理事長 金山町在住)でした。

講師の目黒謙氏は、奥会津金山町の出身で、長年、電機関係の会社で研究開発に携わってこられましたが、3年前に早期退職、お母様がおられる実家に戻られました。前の会社の嘱託社員として在宅でインターネットを利用した調査をされる一方、地域おこしに積極的に取り組んでおられます。

この日のお話は、長年の経験を生かしての会津の企業を元気にしていく取り組み(人材育成など)、地元の集落での活性化への取り組み、そして、この春から参加されている企業組合「おく愛ズ」の取り組みについてでした。
企業組合「おく愛ズ」の取り組みについては、理事長の目黒祐一氏(ゲスト)から詳しいお話がありました。特に印象に残った部分だけをご紹介します。

「おく愛ズ」の「姫ます寿司」については、新聞・テレビ等でも紹介され、ご存知の方も多いと思います。(ビデオを見せていただいたテレビ東京の「ガイアの夜明け」では、本田勝之助氏の地域特産発掘・販路拡大の取り組みとして詳しく紹介されていました。)

「何故ヒメマス寿司なのか」というお話では、金山町の象徴ともいえる沼沢湖には、全国でも珍しい(水温17度以下のきれいな湖でないと住めない、お姫様みたいな)ヒメマスが生息しているのですが、このころ危機に瀕していたヒメマスを復活させた男たちがいたこと。

「ヒメマスで寿司を」というアイデアは、事業化に際して理事長となった目黒氏が出しました。
過疎化が進む金山町で、仲間が集まって飲んでも暗い話になりがちでした。もっと前向きにということで2年ほど前に発足したのが「10年後の明るい金山町を創る会」でした。地域おこしのアイデアを持ち寄るという会合でこれといった意見が出ない中、最後に目黒氏が遠慮がちに語った“夢”の1つがこれだったのです。

皆さんはすぐに行動に移し、試作を繰り返しました。台所に立ったこともない男も、悪戦苦闘。多くの人の協力を得ながら、ようやく「これなら」というものを作り出し、地元の「雪まつり」に出品して好評でした。

事業化のため、昨年5月に企業組合を設立。「この指 止まれ!」の精神で、当初12名のメンバーが15名まで増えています。
8月に発売(パッケージの題字は金山町にゆかりのある椎名誠氏が書いてくれました)。奥会津の道の駅などで販売しています。

先日は新宿のデパートでの地域特産を紹介する催しに出品したのですが、これは“失敗談”です。電車の中吊り広告も出すということで期待しましたが、客足はもうひとつでした。生ものですから運搬もたいへんで、スタッフの交通費・宿泊代もかかり、大赤字でした。催しの内容もわからないまま飛びついたのが間違いで、「高い授業料を払った」とのことでした。

「姫ます寿司」は、手作りなので数多く作るのは困難ですし、保存や運搬の点からも、簡単に事業拡大とはいかないようです。(冷凍による運搬法を研究中とのこと)
すでに第2弾として、金山の昔からの特産である赤カボチャを使った「赤かぼちゃ羊かん」が発売されていますが、さらに3番目の柱、…と開発していって、事業を黒字化するのが今後の課題とのことです。

「夢のようなことでも継続してやっていれば実現する」というのが、目黒氏の結びの言葉でした。

この講演会には、「おく愛ズ」の皆さんが10人ほど来られていました。講演会後の例によっての懇親会で、さらに詳しく、それぞれの方の思いなどもお聞きすることができました。
床屋さん、旅館の主人、電気屋、建設業などの本業をもちながら、仕事のあと集まって議論したり(酒を飲んだり)、朝は3時、4時から作業をするなどの忙しい毎日なのです。

翌日、会津川口駅(JR只見線)の「おく愛ズ」が運営する「金山町観光情報センター」にお寄りしました。
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ここのセンター長は、関東出身で航空会社の香港勤務をされていたのを辞めて急遽やって来た、吉川氏です。(この写真には写っていない)
日本に帰るときは、実家よりも金山町に足が向いたという大の“金山ファン”でした。一昨年の「玉梨・八町温泉まつり」では、パネルディスカッションのパネラーをされていました。(記事

川口駅のキヨスクが撤退した跡に、地域の中心になるようなミニコンビニを作りたいというのが、実は目黒祐一氏の“もう1つの夢”だったのです。

この情報センターが、地域の人々が集い、金山町のみならず“奥会津”を全国に発信していく核として、大きく発展していくことを期待します。

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2009年6月21日 (日)

厩嶽山祭り、無事終了。

今日は「第10回厩嶽山(うまやさん)祭り」に実行委員会のメンバーの1人として参加。

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あいにくの雨模様でしたが、100人近い方が(遠方からも)来てくださり、ありがたいことです。

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開会式前のオープニングセレモニーでは、わが磐梯町自慢の“明神太鼓”の子どもたちが元気な演奏を聞かせてくれました。

開会式会場のアルツ磐梯駐車場から登山口の栄川酒造前まではシャトルバスで送迎。
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第一陣のバスが栄川酒造前に到着、2頭の馬を先頭にしての出発となります。

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山伏の方の参加もありました。

私は麓の方の担当だったので、山には登っていません。

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山から下りてこられた方には、商工会女性部によってタケノコ汁がふるまわれました。

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実行委員会を構成する5つの集落から1人ずつ、白装束の先達をつとめます。
わが更科団地の代表、大堀さんです。第1回から今日の第10回まで欠かさずに登ってこられました。
お疲れ様でした。

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2009年6月19日 (金)

「一人窯五人展」ファイナル

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「一人窯五人展」は最終回なのでそうです。
20年で21回を数えた「一人窯展」。会場に掲示されていた第1回~第21回の出展者リストによれば、メンバーには変化があり、4人だったり、6人だったりの時期もあります。これまで15人の方が「一人窯展」に出展されてきました。

私は、一昨年から3回の「一人窯五人展」を見せていただいていて、この間のメンバーは佐藤光義氏、前後喜平氏、古川博之氏、星治彦氏、渡部利喜氏の5人です。
会津の各地で個性的な焼きもの作りに取り組んでおられる方々が一堂に会してそれぞれの個性を示す、すごくいい催しだったと思います。
昨年の記事

20年の節目。案内葉書には「そろそろ卒業する潮時だと思います」と書かれていました。
独立独歩で、自分の個性をより発揮していこうということなのでしょう。

最終回ということで、元出展者の協力出品もありました。
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左から故大八木与作氏、山田茂男氏、手代木進氏、佐野眞二氏、室井正男氏の作品です。

「一人窯五人展」ファイナルは、6月21日(日)まで会津若松市の会津町方伝承館(Tel.0242-22-8686)で開かれています。

(会津の焼きもの その6)

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2009年6月15日 (月)

「工人まつり」へ

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第23回「ふるさと会津工人まつり」は、6月13日(土)・14日(日)、奥会津三島町の生活工芸館前で開催されました。(写真は13日)

編み組細工(国の伝統的工芸品に指定)をはじめとする生活に根ざした工芸品を町づくりの中心にすえて、“工人郷”を標榜する三島町。「工人まつり」は、地元三島町、福島県内はもとより、全国各地の「工人」約150人(グループもあるのでそれ以上)が出店し、大勢のお客さんが集まる一大イベントとなっています。

私は、13日の午後と、14日にはNPOはるなか漆部会で会津漆器後継者訓練校の皆さんと柳津町で漆の巨木を見学した後、訪れました。

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柳津町で見学した周囲2.22メートルという漆の巨木。昨年、初めて対面しました。(昨年の漆の木調査の記事

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会津漆器若手職人のグループ「めしもり山工房」(訓練校卒業生が多数参加)のお店。(14日)

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「工房鈴蘭」の鈴木あゆみさんも訓練校の卒業生です。(14日)

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お箸の専門店「かけはしや」。松井涼さんも、訓練校の前身である養成所を出られました。(14日)

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地元の「工人」たちのお店もたくさん出ていました。和気あいあいです。(14日)

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「めしもり山」メンバーの大森さんと荻野さんが、津軽塗の工人さんに熱心に質問していました。(13日)
作り手と話をしながらお気に入りの品を選ぶことができるのが「工人まつり」の魅力ですが、工人同士の交流が広がるというのも、この催しのいいところでしょう。

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2009年6月12日 (金)

“きらり”-会津を元気にする企業・団体

会津の元気を支えている企業や会津を元気にしようと頑張っている団体などを一堂に集めて紹介している、「“きらり”会津みらい産業☆はやわかりサイト」というのがあります。〈「若者」と「伝統工芸」を軸に地域活性化をコーディネート〉(サイト内のページ)している(株)明天(めいてん)が運営しています。
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会津地域で社会や地域の課題解決や地域活性化、公益活動に取り組んでいるNPOや企業、任意団体など全52団体を紹介する「会津まちづくり」。半導体・伸銅品・医療用機械器具・光学機械用レンズなどの分野で東北1位の出荷額を誇る会津地域の、元気なものづくり企業(製造業)全88社を紹介する「会津ものづくり」。コンピュータ専門の会津大学から生まれたベンチャーなど“情報系ベンチャー企業”全19社を紹介する「会津ITベンチャー」。3つのポータルサイトの統合サイトです。

「福島県会津地域の未来を担う産業を全国に紹介し、市町村や業種の垣根を越えてイノベーティブなネットワークを創っていこうという目的で作成」(このサイトについて)されたとのこと。

会津にもこんなに頑張っている会社や団体があるのだと、とても元気づけられます。
私も「会津まちづくり」で紹介されている1団体に所属していますが、このサイトが目的とする「ネットワーク」の広がりで、“元気な会津”をめざす流れが大きくなっていくことを期待しています。

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2009年6月10日 (水)

第10回を迎える厩嶽山祭り

磐梯山の西方、雄国山塊の東方に、会津地方の馬頭観音信仰の中心であった厩嶽山(うまやさん)があります。山頂近くの観音堂は、行基が馬頭観音を刻んで安置したと伝えられています。古くから農耕馬の安全と豊作を願って登拝されてきました。旧暦6月16日・17日の祭礼は、会津一円からの参拝者と馬で賑わったそうです。

農業の機械化が進んで馬もほとんど姿を消し、この祭礼も途絶えてしまいましたが、平成12年に復活して今年が第10回。6月21日(日)に行われます。(麓の5つの集落で実行委員会を構成しており、私の住む更科団地も参加している。)

スパアルツおおるり北側駐車場で午前8時から開会式、登山口の榮川酒造(株)前までシャトルバスで送迎します。
観音堂では、「笹餅」、「お神酒」の振る舞い、「スパアルツおおるり温泉割引券」の配布などがあります。

詳しくは磐梯町HP内の「第10回厩嶽山祭り」をご覧ください。チラシ(pdfファイル)のダウンロードもできます。

今年の厩嶽山祭りは厩嶽山の山開きも兼ねています。
馬頭観音堂への参道には、西国三十三観音めぐりの石仏が並んでいて、趣きを添えています。
観音堂から20分ほどの山頂(標高1,261m)は、東に磐梯山、南東に猪苗代湖、南西に会津盆地、北西に雄国沼・飯豊連峰と、360度の大展望です。

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(更科団地からの今朝の厩嶽山)

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2009年6月 6日 (土)

笹の花

笹の花を初めて見ました。
それはそうですよね。笹の花が咲くのは60年~70年に1回とか。
「笹に黄金が成り下がる~」と、民謡「会津磐梯山」に唄われています。

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磐梯山の西方、厩嶽山(うまやさん)の登山口のあたりでした。
今日は21日(日)に行われる厩嶽山祭りの準備で草刈りに行ったのですが、実行委員会の仲間から教えてもらいました。

同じく実行委員の理科の先生によれば、笹は通常は地下茎で増えるけれども子孫ではないので長い間には問題が起こる、それで花を咲かせ種で子孫を残そうとするのだと思われるとのこと。

花が咲くと笹は枯れてしまうとか、笹の花が咲いた年は凶作とか天変地異が起こるといったことも聞きます。笹の実を食べて飢えをしのいだという話もありますね。
めずらしいことだから、いろいろ結びつけられたりするのでしょうが、悪いことは起こってほしくありません。

ネットで調べてみると、5年ほど前から各地で目撃情報があるようです。
「異常気象のせいじゃないの」という妻の説も、1つの要素かもしれません。

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2009年6月 3日 (水)

緑深まる五色沼

昨日は、裏磐梯の五色沼自然探勝路へ、朝の散策に行ってきました。

五色沼は、バス停「五色沼入口」と「磐梯高原駅」の間に点在する大小の沼で、変化にとんだ水の色から「五色沼」と呼ばれます。桧原湖などとともに、1888(明治21)年の磐梯山噴火で誕生しました。五色沼入口と磐梯高原駅を結んで五色沼自然探勝路があり、片道1時間ほどの道のりです。

五色沼入口側の毘沙門沼前の駐車場からスタートして磐梯高原駅(桧原湖畔)まで往復しました。
深まりゆく緑の中、いろんな鳥の鳴き声を聞きながら。

毘沙門沼の岸に沿って進むと、磐梯山の火口を望む絶景ポイントが…。
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赤沼は、水の色は赤くありません。

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深泥(みどろ)沼。

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木々の間に姿を潜める竜沼。

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弁天沼。後方には西吾妻山が見えています。

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るり沼も磐梯山を望むポイントです。

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青沼。

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磐梯高原駅近くの柳沼。

帰路、遠藤現夢の碑に寄ってみました。柳沼から少し進んだところに案内板があり、そこから約5分、林の中へ入っていきます。
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緑につつまれて佇んでいました。手前が略伝を刻んだ石碑、後方の大きな岩に抱かれているのが墓碑です。
遠藤現夢(十次郎)は、磐梯山噴火で荒廃した裏磐梯の地に植林事業を進めた人です。今日の緑豊かな裏磐梯をもたらした恩人なのです。

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