緑深まる五色沼
昨日は、裏磐梯の五色沼自然探勝路へ、朝の散策に行ってきました。
五色沼は、バス停「五色沼入口」と「磐梯高原駅」の間に点在する大小の沼で、変化にとんだ水の色から「五色沼」と呼ばれます。桧原湖などとともに、1888(明治21)年の磐梯山噴火で誕生しました。五色沼入口と磐梯高原駅を結んで五色沼自然探勝路があり、片道1時間ほどの道のりです。
五色沼入口側の毘沙門沼前の駐車場からスタートして磐梯高原駅(桧原湖畔)まで往復しました。
深まりゆく緑の中、いろんな鳥の鳴き声を聞きながら。
毘沙門沼の岸に沿って進むと、磐梯山の火口を望む絶景ポイントが…。
赤沼は、水の色は赤くありません。
深泥(みどろ)沼。
木々の間に姿を潜める竜沼。
弁天沼。後方には西吾妻山が見えています。
るり沼も磐梯山を望むポイントです。
青沼。
磐梯高原駅近くの柳沼。
帰路、遠藤現夢の碑に寄ってみました。柳沼から少し進んだところに案内板があり、そこから約5分、林の中へ入っていきます。
緑につつまれて佇んでいました。手前が略伝を刻んだ石碑、後方の大きな岩に抱かれているのが墓碑です。
遠藤現夢(十次郎)は、磐梯山噴火で荒廃した裏磐梯の地に植林事業を進めた人です。今日の緑豊かな裏磐梯をもたらした恩人なのです。
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コメント
裏磐梯は9年前の夏に母と歩きました。両足の関節が悪かった母(この5年後に人工関節を挿入)が歩くと言って片道を歩きました。風景の素晴らしさが母に気力をもたらしたと思います。機会があったら紅葉の時期に訪れたいと思います。
投稿: F | 2009年6月 3日 (水) 20時16分
私の知識が浅薄なのがばれてしまいますが、遠藤現夢の話は初耳です。今調べたらすごい人なのですね。メリラン8月号(次の次)にでも載せようと考えています。ありがとうございました。
投稿: CHA | 2009年6月 4日 (木) 09時09分
Fさんへ
お母様は、足がお悪いのに歩かれたのですね。
五色沼の素晴らしい風景は思い出に残ったことでしょう。
紅葉の季節もいいでしょうね。
投稿: 住人 | 2009年6月 4日 (木) 13時34分
CHAさんへ
『磐梯山 黄金の山・湖・里』(福島民報社、2001)によると、ほかにも裏磐梯の緑復活に貢献された方がいらっしゃるようで。
姥堂村(現喜多方市塩川町)の白井徳次(火口近くに温泉小屋を開設、被災地を歩き回って被害状況を記録し殉難者名簿をまとめた)も長男と共に植林に取り組んだとのこと。
喜多方の資産家で酒造業の矢部長吉・善四郎親子は植林事業で財産を使い果たして破産。これを引き継いだのが会津若松市の遠藤現夢たちということのようです。
事業を大きく発展させた現夢の功績はもちろんですが、現夢と共に事業を進めた方も含め、多くの先人たちの努力があって今日の裏磐梯があるのですね。
投稿: 住人 | 2009年6月 4日 (木) 13時39分
裏磐梯の植林(初耳)にも世間では知らなかった先人の苦労があったのですね。(世の東西に関わらず、世の中、政治も含めて真実を知る必要がありますね)。ありがとうございました。
投稿: f. sato | 2009年6月 4日 (木) 21時08分
五色沼探勝路のところに遠藤現夢の碑があるのは知っていたのですが、訪ねたのは初めてでした。
帰ってちょっと調べたりしながら、先人たちの努力を偲んでいます。
投稿: 住人 | 2009年6月 5日 (金) 07時44分