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2011年10月 6日 (木)

とんでもない人たち

国の放射線審議会というのが、平常時の一般住民の被ばく線量限度とされる年1ミリシーベルトを達成することは当面困難と判断、緩和を認める方針なのだという。

被ばく線量、緩和認める 放射線審議会が提言へ - 47NEWS(よんななニュース)

共同通信社の配信で、加盟の地方紙などでも掲載されているようです。福島県の地元紙「福島民報」本日朝刊では1面の肩に5段見出し、記事はさらに続き、放射線審議会についての解説もあります。

「達成困難だから基準を変える」というムチャクチャなことが行われようとしている!!

実はこの審議会は3月には、緊急作業従事者の被ばく線量の限度を100mSvから250mSvに引き上げることを認めたのでした。

公式ホームページ(文部科学省)を見てみました。

放射線審議会は、「放射線障害防止の技術的基準に関する法律(昭和33年5月21日法律第162号)」に基づき、放射線障害の防止に関する技術的基準の斉一を図ることを目的として、文部科学省に設置されている諮問機関です。

とのこと。

関係行政機関の長は、放射線障害の防止に関する技術的基準を定めるときは、放射線審議会に諮問しなければならないこととされています。

ともありますから、行政上のすべての基準を決定する大きな権限を持っている訳です。その審議会がこんなことでは恐ろしい。

どんな人たちが?
委員名簿〉もあります。
私は知らない人ばかりですが、放射線を測定しても本人に情報を開示しなかった放射線医学総合研究所から3人も入っているし、東京電力からも入っています。

何よりも、この人たちのお粗末な議論を読んでみてください。
第115回放射線審議会(2011.8.4)の〈議事録
考えているのは「放射線障害の防止」ではなく「基準の統一」(守れる基準)ばかり。各省庁の官僚たちは責任逃れの発言を繰り返し、委員はちょっとだけ注文をつけて、結局は官僚の思うまま。

この「とんでもない人たち」を何とかしないと、福島は、日本は、“チェルノブイリ以上の悲惨”を招くことになるでしょう。


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コメント

国も自治体も新聞、テレビ、御用学者、東電・・あてにしてたら殺されます。「自分の命は自分で守れ」です。早くなんとかしないとネ。  これだけ酷い事になってても、全く関心の無い人、多過ぎです。もっと多くの人が声を上げないと何も変わりませんよね。これは福島だけの問題じゃないと思う。

投稿: おりひめさま | 2011年12月14日 (水) 00時34分

事故発生から9ヵ月たっても、真相は明らかにされず、対応もメチャクチャです。
他人任せでなく、自分自身がしっかりしないといけませんね。

投稿: 住人 | 2011年12月14日 (水) 10時20分

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