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2012年2月18日 (土)

南相馬の“黒い物質”

隠蔽されてきた放射能汚染の深刻な実態が、明るみに出ようとしています。

昨年11月ごろから南相馬市のあちこちで散見されるようになった“黒い物質”。これが、ものすごい濃度の放射能に汚染されていることが判明したのです。

南相馬市議会議員である大山弘一氏が、ブログで情報発信しています。《南相馬市 大山こういちのブログ》

“黒い物質”が高線量であることを発見した市民の方が大山議員に連絡し、2人で昨年12月21日に採取した“物質”を、神戸大学大学院海事科学研究科の山内知也教授に送って分析してもらいました。
その報告書が届き、「キログラム当り100万ベクレルを超える放射性セシウムが検出された」という驚がく的な結果。
山内教授は「人が居住する地域に決して存在してはならない高いレベルの汚染物質である。このような土地に無防備な住民を住まわせてよいとはとうてい考えられない。」と書いています。
《[放射能汚染レベル調査結果報告書]が届きました。》(2012-02-16 16:53)

「市内いたるところに 黒い物質は集積しています。」が、
「触ること鼻や口を近づけるけることは吸引の可能性があり最も危険です。
それらしいものを見つけても 避けて通ってください。(もちろんマスクは常識です。)」と注意喚起。
「市も独自に検出器にかけることと」なったのだが…
《今回の検出について》(2012-02-16 16:53)

《「黙殺」》(2012-02-17 12:28)
《「黙殺」追記 *頭にきた!》(2012-02-17 13:29)

ブログ読者の有言、無言の圧力で(?)、市の担当者も…
《ヤッター(^-^)市役所も動いた。》 (2012-02-17 20:20)

そして今日は、朝から市の検査所に試験結果を聞きに行き、
市街地の「黒い物質」の分布調査と試験体の採集をされ、検査所に持ち込んだとのこと。
月曜11時に記者会見をするそうです。
《2月18日(土)[黒い物質試験結果]ほか》(2012-02-18 13:33)

“黒い物質”が高線量であることを発見した市民の方のブログが《消えない夜さんのぶろぐ》
気がついた昨年11月後半からの3ヵ月、ずっと黒い物質の事を訴え続けていたとのこと。
「色んな非難のコメントやメッセージが多数あり、過去のブログ記事を削除した経緯」もあるそうです。
《※黒い物質》(2012-02-17 16:24:51)

“現実”から目をそむけてはいけません。“現実”は深刻です。
「避難解除」などと浮かれている場合ではないのです。(原子力損害賠償審査会が賠償打ち切りの議論を始めたのを見れば、その狙いは明らかでしょう)

東電・国・自治体が、放射能汚染の実態をきちんと調べ、隠さずに公表し、まともに対応したならば、無用な被曝は避けられた(避けられる)のに…。(いま騒がれている“コメ”や“汚染石”の問題も起こらなかったでしょう)

私たちも、やるべき人にやるべきことをきちんとやらすよう、頑張っていかなければなりません。


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コメント

“黒い物質”の“正体”は、まだ明らかになっていないのですが、核燃料が環境中に放出された時にみられる「燃料微粒子」なのではないかと。
「南相馬市 大山こういちのブログ」の「緊急情報!!絶対に近づかないで下さい。」(2012-02-19 01:29)を参照してください。

また、「これだ!?燃料微粒子(fuel particles)」(2012-02-19 01:55)でリンクされている「原発はいますぐ廃止せよ」ブログの「南相馬の黒い粉の正体は? 3号機の核爆発から飛んできた?」がいうように、3月14日の3号機爆発(核爆発?)で飛散したものである可能性も大きい。

“黒い物質”は、南相馬市よりも原発から遠い相馬市でも発見されているとのことだし、汚染は広い範囲にわったっていると思われます。

東電や政府(さらには自治体)の“隠蔽”を許さず、必要な対策を早急にとらせなければなりません。

投稿: 住人 | 2012年2月20日 (月) 05時09分

thunder
こんにちは ありがとうございます。
ピークに向かいながら 下りを考えています。
「着地点」が大事です。
「壊したら」「作らなければなりません」ね。
horse
どうしましょか?

投稿: 南相馬市大山弘一 | 2012年2月20日 (月) 22時40分

大山さんのブログ記事にリンクするだけで(それも無断で)、申し訳ありません。少しでも多くの人に知ってもらいたいと。

今朝の福島民報の記事にはがっかりしました。
「少量だから影響ない」と、市が言い、学者が言っていると。
空間線量だけ言っていますが、“高濃度物質”があちこちにあって、軽いものだし、吸い込む危険が大きいことが問題なのに。

“高濃度物質”がどこにあったか(どこにあるか)を広く知らせ、市に対応を迫っていくことはもちろんですが、動かない段階では“自衛”していくしかないのでしょう。

「着地点」は遠いようですね。

投稿: 住人 | 2012年2月21日 (火) 06時24分

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