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2012年4月

2012年4月28日 (土)

会津の桜を楽しむ(2)

今日はよい天気になるとの予報だったし、「会津の桜を楽しむ」第2弾ということに。

朝は赤枝の畑に寄って少し作業しました。
「八幡様の桜」も見ごろとなりました。
Sakura1204e

今日4月28日は勝常寺の念仏供養祭。
湯川村にある勝常寺は、磐梯町の慧日寺と同じく徳一が平安初期に開いたとされ、会津五薬師の中央薬師です。
今日は本尊の薬師如来(国宝)も開帳されました。
そして満開の桜の下で……
Sakura1204f

次は会津坂下町杉地区の「杉の糸桜」へ。会津五桜の1つです。
Sakura1204g
ピークはちょっと過ぎたようでした。

そこから会津盆地西側の山裾を会津美里町へ向かいます。
最近「会津まほろば街道」として売り出しているこの道は、「桜街道」でもあるのです。

途中、勝方地区で出会った素晴らしい桜。
Sakura1204h
まだ若い木でしたが、次代の会津五桜となるかもしれません。

続いては会津美里町米沢地区の「千歳桜」。
Sakura1204i

お隣の雀林地区にある法用寺には会津五桜の1つ「虎の尾桜」があります。
Sakura1204j
咲き始めといったところ。八重系なので遅いのだそうです。
Sakura1204k
周辺の桜が見ごろで、境内を彩っていました。

ここまで来たのだからと、もう1つの会津五桜「薄墨桜」へ。高田地区の伊佐須美神社にあります。
Sakura1204l
まだちょっと早めでしたが、明日の「花祝祭」にはさらに開花が進んでいることでしょう。

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2012年4月25日 (水)

会津の桜を楽しむ(1)

今日は絶好の桜日和でした。

「種蒔き桜」の言葉があるように、桜の季節は農作業の季節。
家庭菜園と借りている2ヵ所の畑の作業も忙しくなってきていますが、合い間を縫って、会津各地の桜も楽しんでいこうと思います。

午前中は家と源橋で作業をして、昼から会津若松へ。
まずは会津五桜の1つ「石部桜」です。
Sakura1204a

次は鶴ヶ城へ。
Sakura1204b
Sakura1204c
城内のそこかしこに咲き誇る姿は、やはり会津の代表的な桜といっていいでしょう。

その後は赤枝の畑に寄って作業をしたのですが、すぐそばの「八幡様の桜」(知る人ぞ知る磐梯町の桜の名所)も開花してました。
Sakura1204d

この暖かさと陽射しで、会津の桜も一気に開花が進んでいます。

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2012年4月16日 (月)

会津の漆を育てる

「NPO法人はるなか」の漆部会は、会津の代表的な伝統工芸である会津漆器を会津の漆(うるし)でと、漆の木を植え育てる活動をしています。(私も5年前から参加)
多くの方々のご協力をいただいて、植栽地も喜多方市と会津若松市に5ヵ所を数えるまでになりました。

今年度の植栽地での活動のスタートは、5つの漆植栽地すべてをまわるツアー(巡視)でした。
昨4月15日(日)、午前9時に会津ドーム駐車場に集合し、まずは御山(おやま)植栽地へ。
Syokusaiti1204a
会津若松市南部のこのあたりは「みしらず柿」で有名なところ。植栽地の周囲も柿やリンゴの畑が広がっています。
ここは数十年前に所有者の先代が漆の木を植栽され、漆部会メンバーである谷口氏がかつて漆掻きをされた場所で、ヒコバエから育った木も生かしながら植栽を進めていく計画です。(昨年お借りできることになった)

次は青木山の植栽地。
Syokusaiti1204b
2007年から伐採・整地を進め、2008年11月に漆苗木を60本植えました。
近くには「はるなか」の桜植栽地もあり、市街地を見下ろしながら花見も楽しめます。

次なる東田面(たづら)植栽地は、会津若松市でも市街地とは背炙山で隔てられた猪苗代湖に面する湊地区にあります。2010年にお借りできることになり、11月に漆苗木を105本植えました。
ここで楽しく昼食を。
Syokusaiti1204c
湊地区は標高が500m以上あり、植栽地には雪が残っていました。

このあとは喜多方市の川前へ。喜多方市慶徳町と同山都町の境界あたりです。
はるなか漆部会が最初に植栽に取り組んだのが川前第1植栽地。2005年秋から伐採作業を進め、2006年4月30日に初めての植樹を100本、次いで11月に200本植えました。今では高さ数メートル、太さ十センチ前後にまで成長してきています。
Syokusaiti1204d
咲き初めのカタクリの花が出迎えてくれました。

最後の川前第2植栽地は、第1から山都方面へ1kmほどの県道沿いにあります。
2008年秋から伐採を始め、2009年11月に110本植えました。
Syokusaiti1204e
こちらでも所々にカタクリの花が。

5つの植栽地をまわって漆の木々たち(芽はまだ固い状態)と再会。
小さい苗木では雪で折れてしまったものも多くありました。脇から別の枝を伸ばしてくる場合もありますが、補植も必要になるでしょう。
5月からは下草刈り等の作業がはじまります。
漆の樹液が採れるまでは15~20年という息の長い活動です。私などは生きているかどうか分かりませんが、今回も参加してくれた会津漆器技術後継者訓練校の生徒さんたちや、訓練校卒業生そのほかの、会津の漆にかかわる若い方々に引き継いでいけたらと思います。

5つの植栽地で放射線量の測定もしました。
Syokusaiti1204f
地上1cm、50cm、1mで測りましたが、最高でも0.185μSv/hと、大きく問題になる値ではありませんでした。作業時は埃を吸い込まないようマスクをするなどの対策をとれば大丈夫と思われます。

「楽しく、真剣に」がモットーの「はるなか漆部会」の活動。興味をもっていただけたら、参加してみてください。

《関連記事》
NPO法人「はるなか」に入会します」(2007年4月20日)
百本の漆の木が」(2009年11月16日)
成長が楽しみ」(2010年5月23日)
「漆の芸術祭」へ滑り込み」(2011年9月30日)

NPO法人はるなかのホームページ

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2012年4月11日 (水)

この国は何という……

福島原発事故発生から1年が過ぎ、さらに1ヵ月が過ぎました。
「この国は何という……」との暗たんたる気持ちがつのるばかりです。

“原発再稼働”に向けた“猿芝居”はあきれるばかりですが、国民がこれを許してしまうとしたら、どこかの“全体主義国家”を批判するどころではないでしょう。

ともあれ、頑張り続けるしかありません。「原発はいらない!」と。

今月も《原発事故に関する書籍》のリストを追補しました。次の8冊を追加。

飯田哲也著『原発とサヨナラする54の理由 未来の大人たちに教えたい』(牧野出版,2012.4) 税込1575円
[目次]
プロローグ 原発ことはじめ(一体、今まで日本人はどういうふうに原発と付き合ってきたの?);1 原発のウソとホント(福島原発の事故処理はいつ終わるの?;日本の原発の技術は高いんじゃなかったの? ほか);2 未来のエネルギーと私たちの選択(仮に原発を止めても、すぐに自然エネルギーを導入するのは無理なのでは?;風力とか太陽光発電だと、電力の供給が不安定になるのでは? ほか);エネルギー参考資料(核のゴミってどんなもの?;知ってトクするエネルギーキーワード集 ほか)

小出裕章著『騙されたあなたにも責任がある 脱原発の真実』(幻冬舎,2012.4) 税込1000円
[目次]
4号機は危険な状態が続く。影響は横浜まで及ぶ可能性も? 西日本も汚染されている。文科省はなぜデータを公表しない? 原発を60年まで認める政府 チェルノブイリは運転2年で事故 「首都圏直下型地震は4年以内に70%」の衝撃 「SPEEDIは避難の役に立たない」班目発言をどう受け止めればいい? 原発は電力会社が儲かるだけ。やめれば電気代は下がる? 緩すぎるコメの規制基準値。子どもに食べさせて大丈夫? 出荷できないお米は東京電力の社員食堂で食べるべき?

澤田哲生著『誰も書かなかった福島原発の真実』(ワック,2012.4) 税込1575円
[目次]
第1章 福島第一原発事故の366日;第2章 事故調査・検証委員会―中間報告書を読み解く;第3章 放射能・内部被曝のウソとデタラメ;第4章 報じられない被災者と原発立地住民の本音;第5章 原発復活への4つのカギ―原子力規制庁/ストレステスト/核燃料サイクル/トリウム原発;終章 御用学者と呼ばれて―あとがきにかえて

橋本玉泉著『東電・原発副読本 3・11以後の日本を読み解く』(鹿砦社,2012.3) 税込800円
[目次]
第1章 唯一の稼動中原発差し止め判決とその意味;第2章 歴史的大事故が起きても傲慢な態度を続ける東京電力の暴虐;第3章 「反原発」を報道しないマスコミと拒絶する政府・東電記者会見;第4章 マスコミが絶対に報道しようとしない脱・反原発デモの概要;第5章 反原発をめぐり混乱する発言と市民の動き資料編

肥田舜太郎著『内部被曝』(扶桑社新書)(扶桑社,2012.3) 税込760円
[要旨]
じわじわと命を蝕む低線量被曝の恐怖。広島で被爆して以来、6000人の被爆者を診てきた95歳の医師が警告。
[目次]
第1章 原発事故の影響でこれから何が起こるのか;第2章 体を侵す放射線被害;第3章 低線量被曝のメカニズムを解明した「ペトカウ効果」;第4章 低線量・内部被曝の怖さ;第5章 被爆体験と「原爆ぶらぶら病」;第6章 “一億総被曝時代”を生きるには;第7章 原発のない社会へ向けて

広瀬隆著『第二のフクシマ、日本滅亡』(朝日新書)(朝日新聞出版,2012.2) 税込861円
[目次]
序章 次の大事故が迫っている;第1章 六ヶ所再処理工場の即時閉鎖;第2章 全土の原発の廃炉断行と使用済み核燃料の厳重保管;第3章 汚染食品の流通阻止のためのベクレル表示義務づけ;第4章 汚染土壌・汚染瓦礫・焼却灰の厳重保管;第5章 東京電力処分とエネルギー問題;第6章 原発廃止後の原発自治体の保護

福島原発事故独立検証委員会『福島原発事故独立検証委員会 調査・検証報告書』(ディスカヴァー,2012.3) 税込1575円
[目次]
第1部 事故・被害の経緯(第1章 福島第一原子力発電所の被災直後からの対応 第2章 環境中に放出された放射性物質の影響とその対応);第2部 原発事故への対応(原子力施設の安全規制および法的枠組 第3章 官邸における原子力災害への対応 第4章 リスクコミュニケーション 第5章 現地における原子力災害への対応 特別寄稿);第3部 歴史的・構造的要因の分析(第6章 原子力安全のための技術的思想 第7章 福島原発事故にかかわる原子力安全規制の課題 第8章 安全規制のガバナンス 第9章 「安全神話」の社会的背景);第4部 グローバル・コンテクスト(第10章 核セキュリティへのインプリケーション 第11章 原子力安全レジームの中の日本 第12章 原発事故対応をめぐる日米関係);最終章 福島第一原発事故の教訓--復元力をめざして 検証委員会委員メッセージ 資料 福島第一原子力発電所の不測事態シナリオの素描

矢ケ崎克馬/著 守田敏也/著『内部被曝』(岩波ブックレット)(岩波書店,2012.3) 税込588円
[要旨]
東日本大震災以降、放射能による問題として重要視されている内部被曝とは何か。さらに人体への影響の度合いに、様々な見解があるのはなぜか。いまの状況にいたるまでの軌跡をたどりながら、その問題点をわかりやすく解説する。
[目次]
第1章 被曝直後の福島を訪れて;第2章 内部被曝のメカニズムと恐ろしさ;第3章 誰が放射能のリスクを決めてきたのか;第4章 なぜ内部被曝は小さく見積もられてきたのか;第5章 放射線被曝に、どのように立ち向かうのか


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2012年4月 7日 (土)

安全基準???

「野田佳彦首相は6日夕、定期検査中の原発の再稼働をめぐり枝野幸男経済産業相ら関係3閣僚との協議を官邸で開き、新たな安全基準を正式決定した。」(共同通信記事)
「再稼働が焦点となる関西電力大飯原発3、4号機(福井県おおい町)が新基準を満たしているか経産省原子力安全・保安院に検証するよう指示し」「関電に対しては中長期的な対策に向けた実施計画(工程表)の作成を要請した」(同記事)とのことで、「工程表提出と保安院の検証結果を受けて首相と3閣僚が来週にもあらためて協議し、再稼働を認めるかどうか最終判断する」(同)という段どりである。

「新基準は政府が既に指示した緊急安全対策や、保安院が3月末に公表した30項目の対策などを整理し直した内容。」で「中長期的な対策は工程表の策定を義務付けるにとどまり、安全性確保は不十分との批判も出そうだ。」(同)
《共同通信社「大震災級津波を想定、新基準決定 大飯原発の検証指示」》

はじめから「再稼働ありき」の“猿芝居”。
呼応して蠢きだした輩もあちこちに。

北海道新聞の社説が的確に指摘しているので全文を引用する。《リンク

原発安全基準 露骨な「再稼働ありき」(4月7日)
(全文引用)
野田佳彦首相は、定期検査で停止した原発の再稼働の可否を判断する新たな安全基準を決めた。
関西電力大飯原発3、4号機(福井県おおい町)の再稼働に向け、首相が「暫定的」な基準づくりを指示してから出来上がるまで、わずか2日間である。
その中身も、福島第1原発の事故直後に電力各社が緊急安全対策として実施済みの項目が並び、免震棟の建設など時間のかかる対策は今後の課題とされた。
これでは、用意された答案に沿って試験問題を作成したようなものだ。「再稼働ありき」の意図が露骨と言わざるを得ない。
基準からは、いつの間にか「暫定的」という言葉が外された。大飯以外の原発の再稼働の判断にも適用されることになる。
しかも基準をまとめたのは、死に体の経済産業省原子力安全・保安院だ。4月から安全対策を担うはずだった原子力規制庁は、与野党の対立で発足のめどすら立たない。
このままでは、不十分な暫定的基準がなし崩しに正式な基準になってしまう恐れがある。
「地元」の同意もないがしろにされようとしている。
藤村修官房長官は、地元の同意は法律で義務づけられていないため、再稼働の前提条件にならないとの認識を示した。法的にはそうだろう。
しかし、政府はこれまで同意が前提と繰り返し表明しており、これを翻したことになる。
大飯原発の再稼働をめぐっては、隣接する滋賀県や京都府などが反発している。
原発事故の被害は広域に及ぶ。だからこそ政府は、原発の防災重点区域を10キロ圏から30キロ圏に拡大する方針を決めたはずだ。枝野幸男経産相も日本全国が地元と述べた。
原発の運営には立地地域との信頼関係が欠かせない。
福島の事故の教訓から「地元」の範囲を広げる議論をすべき時に、再稼働強行の姿勢をちらつかせるとしたら、誠意を疑われる。
安全の新基準は本来、福島の事故原因の徹底解明の後、新たな規制体制の下で策定されるのが筋だ。
事故の検証の途中で、原子力規制庁の発足も見通せない現状では、時間がかかるだろう。政府が今夏の電力需給を懸念するのも分かる。
だが、電力不足を問題にするなら、電力各社が信頼できる需給見通しを公表するのが先決だ。
廃止が決まった保安院が即席で作った基準がまかり通るようでは、福島の事故の前と変わらない。拙速な手続きで再稼働を進めても、国民の理解を得られるはずがない。
(引用終り)

「用意された答案に沿って試験問題を作成したようなもの」とはぴったりの表現だなあ。


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