カテゴリー「書籍・雑誌」の記事

2009年5月 9日 (土)

『会津若松市史』完結!

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「日本初の本格ビジュアル市史」をうたった『会津若松市史』全25巻(20巻が2冊に分かれているので全26冊)が、1月に発行された第10巻(歴史編10)、このほど発行された第20-2巻(文化編7)と第25巻(民俗編5)をもって完結しました。会津若松市が1999年の市制百周年を記念して編纂・刊行に取り組み、10年にわたって順次刊行してきました。

歴史編10冊、自然編3冊、文化編8冊、民俗編5冊で構成され、A4より幅が広い大きな紙面にカラー写真をふんだんに使い、内容も充実していて、まさに「本格ビジュアル市史」。各巻定価1000円(税込) という手ごろな価格で提供されています。

各巻のタイトルは次のとおりです。
《歴史編》
1(歴史編1)あいづのあけぼの -石器から古墳の時代へ-
2(歴史編2)会津、古代そして中世 -会津嶺の国から武士の支配へ-
3(歴史編3)会津葦名氏の時代 -戦乱、合戦とその興亡-
4(歴史編4)城下町の誕生 -会津近世の開幕-
5(歴史編5)会津藩政の始まり -保科正之から四代-
6(歴史編6)会津藩政の改革 -五代から八代まで
7(歴史編7)会津の幕末維新 -京都守護職から会津戦争-
8(歴史編8)会津近代の始まり -復興、そして若松市の誕生-
9(歴史編9)会津、大正から戦中へ-戦時下の市民生活-
10(歴史編10)会津、戦後から明日へ-戦後・平成・そして未来-
《自然編》
11(自然編1)会津花紀行 -大地に息づく豊かな自然-
12(自然編2)会津の生きもの -生命をはぐくむ小動物-
13(自然編3)会津の大地 -自然の生いたちと姿-
《文化編》
14(文化編1)会津のやきもの -須恵器から陶磁器まで-
15(文化編2)会津の文学 -万葉集から現代文学まで-
16(文化編3)会津の漆器 -挽く・塗る・描く・蒔く-
17(文化編4)会津の仏像 -仏都会津のみ仏たち-
18(文化編5)会津の人物 -生きる、風土に育む精神性-
19(文化編6)会津の史的風景-町、町並み、街道を歩く-
20-1(文化編7)会津の絵画と書-近世から現代まで-
20-2(文化編7)会津、刀剣の美-刀剣・刀装具-
《民俗編》
21(民俗編1)会津の民俗芸能 -歌と踊りと子供の遊び-
22(民俗編2)職人の世界 -暮らしと手仕事-
23(民俗編3)会津の年中行事 -季節の行事、日常生活-
24(民俗編4)会津の昔話と伝説 -語る、伝えたいあいづ-
25(民俗編5)人の一生と暮らし-人生儀礼・民間信仰-
揃えて会津の歴史を通観するもよし、興味がある分野の巻を手にとってみるのもよいでしょう。

地元の書店や物産販売所などに置いてありますが、ネット書店などでは扱っていないようなのが残念です。入手したい場合は下記に問い合わせされるといいでしょう。
《お問合せ先》
会津若松市役所秘書広聴課市史編さんグループ (日曜・月曜はお休み)
電話:0242-28-9611(直通)
FAX:0242-28-9613

なお、会津若松市HP内に内容を紹介しているページ(新しい巻は未掲載)があります。

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2009年3月25日 (水)

古民家編集部、2周年。

古民家で田舎暮らしをしながら会津の地域情報を発信。

会津各地のお店や施設で無料で配布されている月刊の小さな冊子『MerryLand』。その編集部(CHA編集長)が喜多方市山都町洲谷の古民家に移転したのは、2年前のきょう(3月25日)でした。

ここでの暮らしぶりや仕事ぶりは、「CHAブログ」で毎朝発信されており、私も愛読しています。

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(2009.3.17撮影)

「来る者は拒まず」の精神のもと、多彩な人々がここに集い、人と人のつながりが広がっています。

会津での田舎暮らしをめざす方にも、おじゃましてみるのがおススメです。
埼玉から喜多方市熱塩加納町に移住したIご夫妻(ブログ「喜多方に来た方」)は、こちらの最初のお泊まり客だったのです。

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『MerryLand』は1997年2月創刊、2009年3月号で130号を数えました。「会津を元気にするお手伝いがしたい」とのコンセプトで頑張り続けています。フレー、フレー。

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2009年3月13日 (金)

会津の温泉を網羅

会津の温泉を網羅したガイドブック『会津温泉図鑑』が、まるごと会津の温泉魅力発信事業委員会(事務局:あいづふるさと市町村圏協議会)から発行されました。(無料)

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前半の「エリアで探す日帰り公共湯」では、33の公共温泉施設と14の共同浴場が、コンパクトながら豊富な情報量で紹介されています。後半の「泉質で選ぶ会津の温泉地」には、泉質別に79の温泉地(前半で紹介の公共湯も含む)が掲載されています。
巻頭では「温泉とは?」で温泉の基礎知識を解説、熱塩温泉、早戸温泉(つるの湯)、大塩温泉を紹介した「会津名湯紀行」もあります。

ご希望の方は、「あいづふるさと市町村圏協議会」までお問い合わせください。
あいづふるさと市町村圏協議会のホームページ「パーフェクトあいづ」内に「会津温泉図鑑」のページがあり、ちょっと立ち読み(pdfファイルのダウンロード)もできます。

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2009年3月 3日 (火)

よくわかる農業(農協)問題

畑を借りて、自家で食べる野菜などを作るようになって、“農業”への関心も高まりました。
食の安全、食料自給率低下、担い手の高齢化、耕作放棄地の増加、……。日本の農業や農政には問題があると感じながらも、どこの何が問題なのか、はたして解決策はあるのか、よくわからずにいました。

山下一仁著『農協の大罪』(宝島社新書,2009.1)は、私の疑問に明快に答えてくれました。
タイトルは刺激的ですが、問題の所在を冷静に解説し、解決への道を示しています。

目次は次のとおりです。
第1章 「汚染米横流し事件」の背景
第2章 保護なしでは「GDPゼロ%」の日本農業
第3章 誰が日本の農業を衰退させたのか?
第4章 農協の台頭と「大罪」
第5章 農政トライアングルとは何か?
第6章 農協、農林族議員、農水省の「壁」
第7章 揺らぐ農協
第8章 農政が脅かす「食料安全保障」
終章 強い農業を築くためにするべきこと

まず第1章では、減反や高関税によって高米価を維持しようとしてきた戦後農政の矛盾が、汚染米発生の根本原因であることが示されます。

農業基本法(1961年制定)がめざした“構造改革”は行われず、需給を無視した“米価引き上げ”が繰り返され、消費が減少すると高米価維持のため“減反”政策がとられて農地を荒廃させ、農地法も農地を守る役割をはたしませんでした。「農業を振興するはずだった政策・制度・組織が、農業の衰退を招いた」のです。(第3章)

なぜ、農業の発展や国民への食料の安定供給という本来の目的に反するような政策がとられてきたのか。そこには、巨大化し、自らの利益や組織維持を優先する“農協”の存在があり(第4章)、農村は農協によって組織化され、これに自民党や農水省も依存するという“農政トライアングル”があります(第5章・第6章)。

「壁」は大きく立ちはだかっていますが、変化の兆しもないわけではありません。(第7章)

どうすればいいのか。「減反をやめて主業農家に補助金の直接支払いを」というのが著者の10年来の主張です。国際市場を視野において「縮小から拡大に転ずるべき」とも提言しています。(終章)

日本農業がおかれた状況の分析は納得できるものだし、提案も的を射たものだと思います。異論もあるでしょうし、利害が絡んで実現は困難かもしれません。しかし、このままでは日本の農業は滅んでしまうでしょう。

目先の利益に走らず日本の将来を見据えた「国民・農業者のための農政」が求められています。

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2008年2月17日 (日)

会津を元気に

「会津エンジン03」という催しがありました。
会津の文化を向上させる目的で会津若松商工会議所青年部が中心となって開かれ、今年が3回目です。
16日(土)はパネルディスカッションや“日本や世界で活躍する一流著名人と会津の郷土料理やお酒を味わいながらお話できる”という「夜楽(やがく)」があって、17日(日)がスーパー講座・市民講座でした。

スーパー講座・市民講座は、1時限目から3時限目まで会津大学で7講座ずつのほかサテライト会場もあって、会津外から招いた著名人と地元で活躍されている方々による多彩な内容でした。(スーパー講座は500円・市民講座は無料)
私は、海藤春樹氏・秋尾沙戸子氏の「会津に光を当てる」、NAZCAの「会津で歌う 会津を唄う」、遠藤由美子氏の「会津学」を聴講しました。

遠藤由美子氏は、三島町で奥会津書房(ホームページ)という地域に根ざした出版社を主宰しておられます。(写真は遠藤氏の講座)
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「会津学といっても学問ではありません。会津に学ぶという意味なのです。」と切り出されました。
ふつうの生活者が“自分の足もとを掘り起こす”。聞き書きという作業を中心にしてまとめられた『会津学』は、年1冊のペースで昨年で3巻を数えました。
10巻をめざしています。この作業は「100年後の子どもたちのために」やっているのだと言います。
食糧問題や環境問題が深刻化している昨今です。後の世代が危機におちいったときに「何かの手がかりになってくれれば」というのが遠藤氏の思いなのです。

2時限目のNAZCA(ナスカ)の講座もよかったです。
NAZCA(公式ブログ)は2005年の会津の大型観光キャンペーンに向けて、本田華奈子さん(民謡歌手)と千代竜太さんの異色の組み合わせで2004年7月に誕生しました。以来、会津とともに成長してきたといっていいでしょう。

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プロデューサー飯盛正徳先生の司会でトークショー、会津へのこだわりなどについて話をしてくれました。

最後には、1月10日に発売されたシングル第2弾「オキアガリコボシ/銀のしずく」の2曲をライブで。
「オキアガリコボシ」では振付け指導もあって、会場も一緒に盛り上がりました。
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“会津を元気に”という思いがあふれている今日の催しでした。

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2008年1月31日 (木)

130年前の会津

130年前の1878年(明治11年)、イザベラ・バードというイギリス人女性が会津を訪れました。

彼女は、明治維新から10年という近代日本のあけぼのの時期に、単身(日本人通訳を雇い)で馬を使って東北・北海道を旅しました。
その旅行記は『日本奥地紀行』として刊行され、当時の景観や人々の姿を生き生きと伝えています。

バードは1878年の6月26日に山王峠を越えて会津に入り、田島、大内、高田、坂下をへて、7月1日には車峠を越えて新潟県の津川に至りました。

『日本奥地紀行』に記された、130年前の“イザベラ・バードの会津の旅”に思いを馳せるのに格好の本があります。
『イザベラ・バードの会津紀行』(会津学研究会、2006.3)です。福島県立博物館館長の赤坂憲雄氏と同学芸員の佐々木長生氏が書かれました。

前半の赤坂氏の「イザベラ・バードの会津紀行」では、『日本奥地紀行』の会津の部分を中心とした記述をたどりながら、「バードが見たもの、見なかったもの」について考察しています。
後半の佐々木氏の「イザベラ・バードが見た会津の民俗」は、バードの村々や人々についての記述を糸口に、それぞれの地の歴史や文化を解説したもの。地図や会津学研究会メンバーによるポイントガイドも付されていて、バードの足跡を尋ねる旅の参考になるでしょう。

近く、福島県立博物館(会津若松市、TEL:0242-28-6000)で「イザベラ・バードと『日本奥地紀行』」という講座も開かれます。「木曜の広場 旅人たちの見たふくしま」の第11回です。 
 講 師: 館長 赤坂憲雄 学芸員 佐々木長生
 日 時: 2月7日(木)13:30~15:00
 場 所: 講堂
参加費は無料、申込み不要です。

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2007年8月31日 (金)

『農のある人生』

瀧井宏臣著『農のある人生-ベランダ農園から定年帰農まで』(中公新書,2007.6)を読み了えた。
今日はその内容を紹介したい。

「北海道から九州まで各地を訪ね歩き、ベランダ農園から定年帰農まで、さまざまな取り組みについて報告したルポルタージュである。」(はじめに)

第1章では東京・練馬区の「農業体験農園」が紹介されている。
農業体験農園とは、自治体やJA(農協)が農地を市民に貸し出す市民農園や、果樹のもぎ取りやイモ掘りなどを売りにしたいわゆる体験農園とは違い、「市民が農家の指導を受けながら種播きから収穫までの農作業をトータルに体験できる農園」とのこと。
市民は、野菜の栽培技術を学べ、自分で作った新鮮でおいしく安全な野菜を食べ、栽培する喜びも味わえ、畑仲間や農家との交流を深めることができる、などなど。農家は農作業の負担が減り、安定した収入も得られ、行政は従来型の市民農園より管理運営面の負担が少ないという「三方一両得」。
都市農業の存続を模索する農家のアイデアで、1996年に誕生した。練馬区では毎年1園ずつ増やしてきたが、今では都内外で同様の農園が数多く開設されている。

第2章の「クラインガルテン」は、山小屋風の建物が付いた滞在型市民農園。ドイツ語で「小さな庭」を意味し、ヨーロッパ各国で独自の発展を遂げた都市住民のための農園がモデルだ。
日本での先駆けのひとつとなった長野県四賀村(松本市に合併)の取り組みと、ガルテナー(利用者)のいきいき生活。
クラインガルテンの人気は高く、様々なタイプのものが各地に続々と造られている。

第3章の「週末農民」では、大山千枚田(千葉県鴨川市)の棚田オーナー制度、小田原市早川地区のミカンの木オーナー制度、長野県飯田市のワーキングホリデーなどが紹介されている。

第4章は「半農半X」。
「半農半X」とは、塩見直紀さんが提唱する「自分たちが食べる分だけの農に携わりながら、自分の好きなこと、個性を活かした仕事に就いて生計を立て、社会に役立っていくライフスタイル」。着想のきっかけは星川淳さん(屋久島在住)の「半農半著」という言葉だった。
「半農半ヘルパー」「半農半陶」「半農半歌手」など、様々な半農ライフがある。
「半農半Xという生き方」は20~40歳代の若い層に共感を呼び、塩見さんのメッセージを受けとめて首都圏で活動を展開するNPO法人もある。

第5章は「団塊帰農」である。
北海道の麻田信二さんは任期途中の農政担当副知事から一農民になった。「日本農業の危機を乗り切るためには一人ひとりが自覚して農業に関わっていくしかない」という主張の身をもっての実践。
季刊『増刊現代農業』(農文協)は、1998年から4回にわたって「定年帰農」「団塊帰農」を特集し、ブームに火をつけた。
NPO法人「ふるさと回帰支援センター」は「ふるさと回帰運動」を展開、地域の活性化をめざしている。
豊田市の「農ライフ創生センター」、JA甘楽富岡などの、帰農支援の取り組みもある。
「定年帰農」は成功例ばかりではない。失敗しないための「定年帰農の心得」。

第6章の「市民皆農の時代」では、一坪菜園運動から有機農業の町へと成長した宮崎県綾町、浜田広さん(リコーの元社長)が提唱する「国民皆農」などが紹介され、著者は新しいキーワードとして「市民皆農」を提起する。
今の日本社会において市民が農に関わることの意味を次のようにまとめている。
①新鮮でおいしく、安全な食べ物が食べられる
②自ら作物を作り育てる充実感や喜びを得られる
③農作業に携わることで健康になり、ストレスを解消できる
④日本の農業を支え、食糧自給率を上げることにつながる
⑤残り少ない日本の自然や景観、文化を守っていく一助になる
⑥「農縁」の構築が、地域の再生や活性化のきっかけとなる
「市民の誰もが自分の流儀で農に関わり、農の復権を」というのが著者のメッセージだ。

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2007年7月25日 (水)

奥会津の息吹きが伝わってきます

まずは「奥会津」ってどこなのかをご紹介しなければ。
福島県西部の会津地方、その南西部の山間地、只見川(支流の伊南川を含む)流域の7町村に及ぶ地域を「奥会津」と呼んでいます。柳津町、三島町、金山町、昭和村、只見町、南会津町の旧南郷村・旧伊南村・旧舘岩村、そして檜枝岐村です。

「自然が豊か」などという言葉では表わしきれない溢れるばかりの自然。時の流れを受け継いで息づく人々の暮らし。山の幸、川の幸、これらを生かした郷土の食や、自然との共生から生まれた暮らしの道具の数々。…

こうした奥会津の魅力、奥会津の息吹きを伝えてくれるガイドブックがあります。
『奥会津源流』。
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7町村で構成する只見川電源流域振興協議会が今年3月に発行しました。A4判、64ページの立派なものですが、無料で提供されています。(電源立地地域対策交付金の事業により作成)

巻頭の「暮らしの音歳時記-奥会津を聴く」は、特別付録のCDを聴きながら楽しんでもらおうとの趣向。地元の語り部ななえバアちゃんと、SLで奥会津の音の旅へ。柳津町は圓蔵寺の鐘の音、三島町は桐を削る鉋音、昭和村はからむし織の機音、只見町はブナ原生林の水音、などなど。(CDをPCで利用する場合、フォトコンテスト作品からの「奥会津百選」も観ることができます)
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「雪国に生きる『曲家』」では、雪国の暮らしの知恵が生んだ「曲家」に焦点をあて、茅葺きの民家が軒を連ねる南会津町水引、只見町の旧・叶津番所、南会津町の2つの「曲家の宿」を紹介しています。

「奥会津・祈りのかたち」は、各地に残る素朴で熱い「祈り」のかたち。
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「奥会津夢幻風景」は“日本の原風景”?
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「自然素材の道具手帖」では、三島町の編み組細工、同町で作られている桐の楽器、昭和村のからむし織、檜枝岐村の木工品が紹介されています。
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「奥会津もてなしの食」も魅惑的。
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「奥会津漫遊」は、各町村(地区)の魅力を見開き2ページにまとめたものです。
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このガイドブック『奥会津源流』を、先着3名様に、送料当方負担でお送りします。送付先をメール(こちらへ)でお知らせください。
7月15日の記事で紹介した『極上の会津』も、ご希望なら同封いたします。

只見川電源流域振興協議会のホームページ「歳時記の郷 奥会津」はこちらです。

只見川ライン商工会広域連携協議会の「“奥会津・只見川『スローライフの旅』”奥会津でねぇと」(こちら)も、地域紹介、イベント、観光、グルメ、温泉・宿、特産品など、奥会津の魅力を届けてくれます。

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2007年4月23日 (月)

懐かしの沼尻軽便鉄道

猪苗代町の川桁から沼尻までの16キロを走っていた沼尻軽便鉄道。1913(大正2)年に開通、当初は馬力で、蒸気機関車、ディーゼル機関車へと姿を変え、1968(昭和43)年10月にその幕を閉じた。
沼尻鉱山から硫黄を運ぶのが主な役割だったが、沼尻、中ノ沢などの温泉や、沼尻スキー場への観光路線でもあり、沿線住民の足であった。
丘灯至夫作詞、古関裕而作曲による「高原列車は行く」は、この鉄道がモデルだという。

観音寺川桜まつり実行委員会による「沼尻軽便鉄道模型展」が、4月22日(日)、川桁ふれあいセンターで開かれました。
沿線や車両の精巧な模型は、東京の軽便モジュール倶楽部の皆さんの手になるものです。

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眼を輝かせる子どもたち、カメラで列車を追い続ける大人たち。
駅舎を指差しながら熱っぽく語るお年寄り。
かつての運転士さん、車掌さんも来られていました。
「沼尻軽便」が沿線の歴史と共にあったことを実感しました。

その歴史がいっぱいに詰まった写真集があります。
『懐かしの沼尻軽便鉄道』、サブタイトルが「沿線 人々の暮らし・よろこび」。地元の関係者による編集委員会・刊行委員会の手で、2000年に発行されました。
2001年には、さらに寄せられた写真や資料により、『続・懐かしの沼尻軽便鉄道』、サブタイトル「思い出の学び舎と沿線の記録」が発行されています。
Natukasino
いずれも消費税込1500円。発売元は歴史春秋出版(株)(ホームページはこちら)です。

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2007年3月17日 (土)

会津の焼きもの その1

笹川壽夫著『会津やきもの紀行』(歴史春秋)を図書館で借りてきて読んだ。サブタイトルが「会津全域の33窯元めぐり」となっていて、会津本郷焼の17の窯元と、会津各地の“一人窯”(夫婦や親子でやっているところも)が16、会津の焼きものがほぼ網羅されている。
代々受け継ぐ人たちだけでなく、様々な経歴の人たちがこの道に魅せられ、それぞれに特長のある焼きものを作っている。そうした人たちの“思い”が伝わる。
私の「会津の焼きもの探訪」の基本図書になりそうだ。1996年の発行で少し古いのだが、インターネットで情報を補いながら読み進んだ。インターネットって便利だよね。

400年以上の歴史をもつ会津本郷焼。一口に本郷焼といっても、陶器も磁器もあるし、窯元ごとにまったく異なる個性があることをこの本を読んで納得した。

私も窯元のいくつかを訪れているが、会津本郷(合併で会津美里町になった)の窯元めぐりの出発点は、会津本郷焼陶磁器会館がいいのではないか。会津本郷焼事業協同組合に加盟の窯元の作品が一堂に展示されており、販売もしている。(写真は2006.4.30)

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会津本郷焼事業協同組合のホームページには「窯元紹介」があり、作品(商品)も紹介されている。お気に入りを探してみてはいかが。

その1はこのへんで。

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2007年3月11日 (日)

「夢の森」に行きました

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今日は、喜多方市の実家に行った後、「夢の森」に行きました。旧熱塩加納村(喜多方市に合併)の保健福祉センターに併設された温泉施設です。会津でも多くの市町村に公共の温泉施設がありますが、ここは私も好きなところです。何よりも、300円で入れるのがいいです。特別の眺めはないものの、落葉松に包まれた落ち着いた雰囲気は悪くありません。お湯もよく効くと評判で、近くに家を借りて療養したという人もいるとか。

ここも竹下さんが配った(予算をつけた)1億円でできた施設なのでしょうが、身近なところでゆったりと温泉が利用できるようになったことは、住民の健康や福祉の面でもよかったのではないでしょうか。

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「夢の森」で、高野慎三氏の『つげ義春を旅する』(ちくま文庫)を読んだ。

つげ義春は1970年前後、会津のひなびた温泉や宿場を何度か訪れ、「二岐渓谷」「会津の釣り宿」などの作品(漫画)になった。つげの独特の世界は、実際につげの作品や高野氏の本で味わってもらうこととして、二岐温泉(会津からは少しはずれるが)、玉梨温泉、西山温泉など、時代をへて変ったとはいえ、私の好きな温泉だ。(ホームページ「会津嶺~山と温泉」で紹介しているので乞う参照)

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