カテゴリー「地域活性化」の記事

2009年11月 7日 (土)

「漆のくに・会津」第2弾

漆と漆器の産地として長い歴史をもつ会津の、漆文化を継承し新たな展開を図ろうと、福島県立博物館(会津若松市)が中心となって「漆のくに・会津プロジェクト」が取り組まれています(来年度までの予定)。
その一環として、ワークショップ「私の漆を育てよう」の第2回「漆の木を植える」が、11月15日(日)に行われます。(私も参加しているNPO法人はるなか漆部会が協力)

8月の第1回ワークショップでは、植栽地の下草刈りに参加していただき、漆掻きを見学・体験していただきました。今回は、新たに開いた植栽予定地で一緒に漆の苗木を植えていただくことになっています。

《ワークショップ「私の漆を育てよう2-漆の木を植える」》
日時:11月15日(日) 13:00~17:00
定員:20名(申込制・先着順)
集合:県立博物館通用口
会場:喜多方市内(バスで移動)
参加費:無料
※お申し込みは県立博物館へ、電話 (0242-28-6000)または受付カウンターで。

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(写真は植栽予定地-10月18日の伐採作業)

同じく「漆のくに・会津プロジェクト」で、シンポジウム「漆の力~産地の現状とこれから~」が11月21日(土)に開催されます。

《シンポジウム「漆の力~産地の現状とこれから~」》
基調講演「文化資源と地域活性化」初澤敏生氏(福島大学人間発達文化学類教授)
報告「産地の現状とトライアル」
「会津の取り組みと課題」竹内克己氏(福島県ハイテクプラザ専門研究員)
「津軽の取り組みと課題」小松勇氏(青森県産業技術センター弘前地域研究所主任研究員)
「漆器産地と作家」井波純氏(会津大学短期大学部准教授)
パネルディスカッション「産地の現状とこれから」
〈パネラー〉初澤敏生氏、竹内克己氏、井波純氏、小松勇氏
〈コーディネーター〉赤坂憲雄氏(福島県立博物館長)
〈司会〉小林めぐみ氏(福島県立博物館学芸員)
日時:11月21日(土) 14:00~16:00
会場:福島県立博物館講堂
入場料:無料

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2009年8月24日 (月)

「道の駅ばんだい」2週目に

「道の駅ばんだい」が昨日で2週目に入りました。日曜日とあって、しばらく待っていただかないと駐車場に入れない状態でした。(写真は午後3時ごろ)
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それでは少しご紹介を。

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東西に長い建物の中央がエントランスホールで、木製のテーブルやベンチが置かれています。
その奥が当駅自慢の“先端をゆくトイレ”です。ウォシュレットは今どき珍しくないでしょうが、オストメイト(人工肛門対応)や子供用の個室があったりします。
快適なトイレと、ゆったりと休憩することができるスペースは、道の駅に必須ですね。
(24時間使用可能)

左側(東)の建物がメインの物産館。
駐車場からの正面入口を入ると、“コンビニ”とおみやげコーナーです。
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町民説明会で聞いたときは「道の駅にコンビニでは個性がないな」と思ったのですが、立ち寄った道の駅で食べ物・飲み物などを調達したり、併せてお土産を選んだりというのは便利かもしれません。営業時間も朝7時から夜9時までと長めになっています。

ラウンジ・インフォメーションのコーナーもゆったりしていて、休憩しながら旅のプランを練ることができます。大画面テレビでは、磐梯山の四季、磐梯町の歳時記、慧日寺と開祖徳一などが紹介されています。
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正面入口を入った左は、磐梯山を望みながら食事ができる御食事処「会津嶺」です。
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ラーメンやソースカツ丼など、磐梯町というよりは会津の名物がメニューの中心ですが、そばは地元の有機栽培の粉を使ったものです。
営業時間は11:00~19:00。

コンビニ・おみやげコーナーの奥が農産物直売所「ふるさと新鮮農場」です。エントランスホールから入ることもできます。営業時間は9:30~18:00です。
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直売所は連日「ほぼ完売」が続いています。

駐車場とエントランスホールの角のところには軽食ショップがあって、ソフトクリーム(そばなど)、だんご、チュロスを販売しています。営業時間は9:30~17:00。
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エントランスホールの右(西)の建物は地域活性化センターで、道の駅で販売する加工食品を作ったりする施設です。ふだんは一般の方が入ることはできませんが、ここで「そば打ち体験」なども行われることになっています。
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出品者の1人として毎日顔を出していると、配置が変わったり、説明書きが加えられたりしています。
スタッフも出品者も、試行錯誤の毎日なのです。
お客様の声を聞きながら、成長していくことが大切なのだと思います。

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2009年8月12日 (水)

「道の駅ばんだい」間もなくオープン

「道の駅ばんだい」は、いよいよ8月16日(日)にオープンを迎えます。午前10時から「開所式」があり、一般の方のご来場は午前11時からとなります。(詳しくは磐梯町HP内のページをご覧ください)

昨日は、出品者へのバーコードプリンタ操作説明会というのがあって行ってきました。私も出品者となって“会津のいいもの”を紹介しながら、「道の駅ばんだい」が地域活性化に役立っていくよう関わっていこうと思っているのです。

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案内標識も取り付けられました。愛称は「徳一の里きらり」です。

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真新しい建物に初めて入ります。

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商品配列中の物産館内で説明会。知った顔も何人かありました。

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御食事処「会津嶺」も、オープンに向けて準備を急いでいました。

小さな町の小さな道の駅ですが、皆様、よろしくお願いいたします。

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2009年7月17日 (金)

漆のくに・会津

漆と漆器の産地として長い歴史をもつ会津。会津が誇るべき漆の文化を継承し、新たな展開を図ろうという、「漆のくに・会津プロジェクト」(文化庁支援事業)が、会津若松市の福島県立博物館が中心となって今年度から取り組まれます。
そのプログラムの1つとして、漆の木の育成・漆掻き・植栽を体験・見学するワークショップ「私の漆を育てよう」が行われ、私も参加しているNPO法人はるなか漆部会が協力することになりました。「会津漆器を会津産の漆で」と漆植栽を進めている私たちの活動を知っていただく機会にもなるということで、うれしく思っています。

第1回は、8月1日(土)10:30~16:00(博物館通用口集合)に、「漆の下草刈り・漆掻き見学」が行われます。
参加費は無料。定員20名で申込制(先着順)です。
(詳しくは福島県立博物館HP内の「私の漆を育てよう1」をご覧ください)

ワークショップの第2回は、11月15日(日)に「漆を植える」が予定されています。

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第1回ワークショップで見学・体験していただく喜多方市慶徳町川前地区の漆植栽地。7月15日、博物館スタッフと現地打合せをしました。

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植栽から3年経った漆の木は高さ3mを超えるものも。

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「漆掻き見学」は、はるなかの中心メンバーで日本でも有数の漆掻き技術を持つ谷口吏(つとむ)さんが担当されます。(喜多方市山都町地内)

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2009年6月24日 (水)

夢を形に

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6月22日、柳津の「花ホテル滝のや」で開かれた「花ホテル講演会」を聴講してきました。地域づくりをめざしての「小さな宿の勉強会」の第166回。私は、4回目の参加でした。(2007年11月18日の記事で「花ホテル講演会」について書いています)

タイトルは「奥会津の過疎の町から発信!企業組合の町おこし」。講師は目黒謙氏(富士電機デバイステクノロジー(株)勤務 金山町在住)で、ゲストが目黒祐一氏(企業組合 おく愛ズ理事長 金山町在住)でした。

講師の目黒謙氏は、奥会津金山町の出身で、長年、電機関係の会社で研究開発に携わってこられましたが、3年前に早期退職、お母様がおられる実家に戻られました。前の会社の嘱託社員として在宅でインターネットを利用した調査をされる一方、地域おこしに積極的に取り組んでおられます。

この日のお話は、長年の経験を生かしての会津の企業を元気にしていく取り組み(人材育成など)、地元の集落での活性化への取り組み、そして、この春から参加されている企業組合「おく愛ズ」の取り組みについてでした。
企業組合「おく愛ズ」の取り組みについては、理事長の目黒祐一氏(ゲスト)から詳しいお話がありました。特に印象に残った部分だけをご紹介します。

「おく愛ズ」の「姫ます寿司」については、新聞・テレビ等でも紹介され、ご存知の方も多いと思います。(ビデオを見せていただいたテレビ東京の「ガイアの夜明け」では、本田勝之助氏の地域特産発掘・販路拡大の取り組みとして詳しく紹介されていました。)

「何故ヒメマス寿司なのか」というお話では、金山町の象徴ともいえる沼沢湖には、全国でも珍しい(水温17度以下のきれいな湖でないと住めない、お姫様みたいな)ヒメマスが生息しているのですが、このころ危機に瀕していたヒメマスを復活させた男たちがいたこと。

「ヒメマスで寿司を」というアイデアは、事業化に際して理事長となった目黒氏が出しました。
過疎化が進む金山町で、仲間が集まって飲んでも暗い話になりがちでした。もっと前向きにということで2年ほど前に発足したのが「10年後の明るい金山町を創る会」でした。地域おこしのアイデアを持ち寄るという会合でこれといった意見が出ない中、最後に目黒氏が遠慮がちに語った“夢”の1つがこれだったのです。

皆さんはすぐに行動に移し、試作を繰り返しました。台所に立ったこともない男も、悪戦苦闘。多くの人の協力を得ながら、ようやく「これなら」というものを作り出し、地元の「雪まつり」に出品して好評でした。

事業化のため、昨年5月に企業組合を設立。「この指 止まれ!」の精神で、当初12名のメンバーが15名まで増えています。
8月に発売(パッケージの題字は金山町にゆかりのある椎名誠氏が書いてくれました)。奥会津の道の駅などで販売しています。

先日は新宿のデパートでの地域特産を紹介する催しに出品したのですが、これは“失敗談”です。電車の中吊り広告も出すということで期待しましたが、客足はもうひとつでした。生ものですから運搬もたいへんで、スタッフの交通費・宿泊代もかかり、大赤字でした。催しの内容もわからないまま飛びついたのが間違いで、「高い授業料を払った」とのことでした。

「姫ます寿司」は、手作りなので数多く作るのは困難ですし、保存や運搬の点からも、簡単に事業拡大とはいかないようです。(冷凍による運搬法を研究中とのこと)
すでに第2弾として、金山の昔からの特産である赤カボチャを使った「赤かぼちゃ羊かん」が発売されていますが、さらに3番目の柱、…と開発していって、事業を黒字化するのが今後の課題とのことです。

「夢のようなことでも継続してやっていれば実現する」というのが、目黒氏の結びの言葉でした。

この講演会には、「おく愛ズ」の皆さんが10人ほど来られていました。講演会後の例によっての懇親会で、さらに詳しく、それぞれの方の思いなどもお聞きすることができました。
床屋さん、旅館の主人、電気屋、建設業などの本業をもちながら、仕事のあと集まって議論したり(酒を飲んだり)、朝は3時、4時から作業をするなどの忙しい毎日なのです。

翌日、会津川口駅(JR只見線)の「おく愛ズ」が運営する「金山町観光情報センター」にお寄りしました。
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ここのセンター長は、関東出身で航空会社の香港勤務をされていたのを辞めて急遽やって来た、吉川氏です。(この写真には写っていない)
日本に帰るときは、実家よりも金山町に足が向いたという大の“金山ファン”でした。一昨年の「玉梨・八町温泉まつり」では、パネルディスカッションのパネラーをされていました。(記事

川口駅のキヨスクが撤退した跡に、地域の中心になるようなミニコンビニを作りたいというのが、実は目黒祐一氏の“もう1つの夢”だったのです。

この情報センターが、地域の人々が集い、金山町のみならず“奥会津”を全国に発信していく核として、大きく発展していくことを期待します。

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2009年6月15日 (月)

「工人まつり」へ

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第23回「ふるさと会津工人まつり」は、6月13日(土)・14日(日)、奥会津三島町の生活工芸館前で開催されました。(写真は13日)

編み組細工(国の伝統的工芸品に指定)をはじめとする生活に根ざした工芸品を町づくりの中心にすえて、“工人郷”を標榜する三島町。「工人まつり」は、地元三島町、福島県内はもとより、全国各地の「工人」約150人(グループもあるのでそれ以上)が出店し、大勢のお客さんが集まる一大イベントとなっています。

私は、13日の午後と、14日にはNPOはるなか漆部会で会津漆器後継者訓練校の皆さんと柳津町で漆の巨木を見学した後、訪れました。

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柳津町で見学した周囲2.22メートルという漆の巨木。昨年、初めて対面しました。(昨年の漆の木調査の記事

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会津漆器若手職人のグループ「めしもり山工房」(訓練校卒業生が多数参加)のお店。(14日)

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「工房鈴蘭」の鈴木あゆみさんも訓練校の卒業生です。(14日)

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お箸の専門店「かけはしや」。松井涼さんも、訓練校の前身である養成所を出られました。(14日)

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地元の「工人」たちのお店もたくさん出ていました。和気あいあいです。(14日)

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「めしもり山」メンバーの大森さんと荻野さんが、津軽塗の工人さんに熱心に質問していました。(13日)
作り手と話をしながらお気に入りの品を選ぶことができるのが「工人まつり」の魅力ですが、工人同士の交流が広がるというのも、この催しのいいところでしょう。

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2009年6月12日 (金)

“きらり”-会津を元気にする企業・団体

会津の元気を支えている企業や会津を元気にしようと頑張っている団体などを一堂に集めて紹介している、「“きらり”会津みらい産業☆はやわかりサイト」というのがあります。〈「若者」と「伝統工芸」を軸に地域活性化をコーディネート〉(サイト内のページ)している(株)明天(めいてん)が運営しています。
Photo

会津地域で社会や地域の課題解決や地域活性化、公益活動に取り組んでいるNPOや企業、任意団体など全52団体を紹介する「会津まちづくり」。半導体・伸銅品・医療用機械器具・光学機械用レンズなどの分野で東北1位の出荷額を誇る会津地域の、元気なものづくり企業(製造業)全88社を紹介する「会津ものづくり」。コンピュータ専門の会津大学から生まれたベンチャーなど“情報系ベンチャー企業”全19社を紹介する「会津ITベンチャー」。3つのポータルサイトの統合サイトです。

「福島県会津地域の未来を担う産業を全国に紹介し、市町村や業種の垣根を越えてイノベーティブなネットワークを創っていこうという目的で作成」(このサイトについて)されたとのこと。

会津にもこんなに頑張っている会社や団体があるのだと、とても元気づけられます。
私も「会津まちづくり」で紹介されている1団体に所属していますが、このサイトが目的とする「ネットワーク」の広がりで、“元気な会津”をめざす流れが大きくなっていくことを期待しています。

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2009年5月 4日 (月)

ゆづりは展

喜多方市熱塩加納町の山奥の黒岩という集落で、自然に寄り添って生活しながら芸術活動を続けておられる方々がいます。「工房ゆづりは」の青砥昭修(アオトアキノブ)さん(日本画家)、小野博子さん(染織家)、佐々木あすかさん(日本画家)の3人。廃校となった小学校分校をアトリエとして創作活動をされています。

「ゆづりは」は木ヘンに思という漢字なのですが、PCでは使えません。新芽が出てくるのを見届けて老葉が散るという樹木の名に由来します。幾世代にもわたって生活の知恵を受け継いできたように、美術の仕事も文化の継承でありたいという3人の方の信条を表わしているのです。

毎年5月の連休に開かれる「ゆづりは展」は工房最大のイベント(ふるさと再生をめざす取り組みでもある)。今年も3日から5日まで開かれていて、私は3日に初めて参加してきました。

黒岩地区は喜多方市の中心部から北へ約15km。途中からはクルマのすれ違いもままならない山道となります。左に大平沼を見て、さらに奥へ。
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黒岩地区に到着。かつては250人も住んでいたのが今ではたった6人とか。
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旧校舎の工房の前では、「地場産品フェア」です。きのこ汁、イワナ塩焼、山菜天ぷらなどの販売も。
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作品展示が行われている“工房”内へ。
かつての教室を仕事場にされているようで、それぞれの作品が展示されていました。
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(青砥さんの部屋)
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(【左】小野さんの部屋 【右】佐々木さんの部屋)

体育館の展示では、メンバー以外の方の漆芸、版画、書などの作品も。
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玄関や廊下まで、広い“工房”いっぱいに展示があって、自然に寄り添う生活から生まれた芸術をたんのうすることができました。

展示は3日から5日まで。「地場産品フェア」(郷土料理の調理体験、山菜体験ツアーなどもある)は3日・4日で、5日には「ジャズ&ボサノバ コンサート」(料金3000円、要予約)があります。《予約・問い合わせ先:工房ゆづりは 0241-36-3329,3828》

工房ゆづりはのホームページに、メンバーの紹介、集落での生活、四季の活動などが掲載されています。
また、福島県会津地方振興局HP内に紹介記事があります。

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2009年5月 2日 (土)

「道の駅しもごう」を見学に

「道の駅しもごう」が4月27日に開所(グランドオープンは5月18日)したというので、「道の駅ばんだい」(8月オープンをめざして工事中)の応援団を志す私としては、見学にでかけてきました。

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国道289号の甲子トンネル下郷町側出入口付近という絶好の位置で、今の季節は雪の残る山々が見渡せます。

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連休後半スタートとあって、たくさんの人です。

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物産販売所は土産物店が並ぶ路地のイメージでしょうか。面白いですが、ちょっと歩きにくい感じです。

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農産物直売のテントは、正午ごろに行ったのですが、残り少なくなっていました。

おまけとして、工事中の「道の駅ばんだい」です。(4月19日撮影)
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2009年3月25日 (水)

古民家編集部、2周年。

古民家で田舎暮らしをしながら会津の地域情報を発信。

会津各地のお店や施設で無料で配布されている月刊の小さな冊子『MerryLand』。その編集部(CHA編集長)が喜多方市山都町洲谷の古民家に移転したのは、2年前のきょう(3月25日)でした。

ここでの暮らしぶりや仕事ぶりは、「CHAブログ」で毎朝発信されており、私も愛読しています。

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(2009.3.17撮影)

「来る者は拒まず」の精神のもと、多彩な人々がここに集い、人と人のつながりが広がっています。

会津での田舎暮らしをめざす方にも、おじゃましてみるのがおススメです。
埼玉から喜多方市熱塩加納町に移住したIご夫妻(ブログ「喜多方に来た方」)は、こちらの最初のお泊まり客だったのです。

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『MerryLand』は1997年2月創刊、2009年3月号で130号を数えました。「会津を元気にするお手伝いがしたい」とのコンセプトで頑張り続けています。フレー、フレー。

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2009年3月15日 (日)

織姫に会ってきました

「織姫」というのは、奥会津の昭和村に伝わる幻の織物「からむし織」の体験生(女性)の愛称です。男性だと「彦星」になります。
昨年5月から、からむし畑の作業、苧引き(繊維を取り出す作業)、糸づくり、織りと、からむし織の一連の工程を学んできた15期織姫の作品展が、昭和村佐倉上ノ原のからむし織の里・織姫交流館で14日(土)から22日(日)まで開かれています(16日・17日は休館)。
初日のきのう行ってきました。織姫に会いに。

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さすがに昭和村は雪深いですね。

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会場の上がり口のところでは、1年近くにわたる体験がプロジェクターで紹介されていました。からむし織の作業だけでなく、村の生活にとけ込んで様々な経験をしたようです。

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1年でこんなに…と、驚くばかりの作品の数々です。(広角でないので一部しか写っていません)
さらに勉強を続けたい人のためには、2年を限度とする「からむし織研修生」制度もあるそうです。

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会場で案内していた3人の織姫(15期生は4名)にカメラに収まっていただきました。
左のaiちゃんは、会津の地域情報を発信するフリーペーパー(小冊子)『MerryLand』で、昨年6月号から「織姫日記」を連載しています(Web版でも見ることができます)。

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2009年3月11日 (水)

温泉と講演会

圓蔵寺の門前町で湯のまちでもある柳津の“小さな宿”で、8年にわたり続いている地域づくりをめざしての講演会。
「花ホテル講演会」にはこれまで2回参加していますが(2007年11月18日の記事2008年12月28日の記事)、3月9日に開かれた第152回の講演会に参加してきました。

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「花ホテル滝のや」は家族的な雰囲気です。

講演会は午後7時からですが、早めに行って温泉に。
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屋上の貸切露天風呂は初めて。一人占めでゆっくり入らせていただきました。

今回の講演会のテーマは「道の駅の役割と街づくりの在り方を考える」。私が住む磐梯町でも今夏オープンをめざして道の駅の工事が進行中で、“応援団”を志す私としても…ということでの参加です。

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講師は栗原稔氏(環境経済ジャーナリスト、地域おこしアドバイザー)と増野秀樹氏(道の駅農産物直売所「雪だるま物産館」組合事務局長)。
花ホテル滝のやHPの「過去の講演会レポート」でいずれ動画も見れるようになるでしょうから内容は省略しますが、栗原氏の豊富な経験にもとづく切れ味鋭いお話と、地域に飛び込んで生産者と共に頑張っている増野氏のお話は、たいへん参考になるものでした。

例によって講演会後の懇親会は日付が変わっても続き、講師の方との、また参加者同士の絆を深めることができました。

今回はテレビユー福島が取材に来ていました。12日(木)夕方のニュースで放映される予定とのことです。

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2009年2月27日 (金)

会津漆器に新戦力

昨日は、会津若松市の会津町方伝承館で開かれている、会津漆器技術後継者訓練校第5期生の卒業制作展に行ってきました。

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蒔絵専攻の鈴木美保子さん、山中早苗さん、塗専攻の齋藤麻理子さん、荻野剛司さん、薄井綾子さんの5人が、2年間の研修の成果を発表しています。

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荻野さんの2メートルもある乾漆像、「レパーバーンの女神」には圧倒されました。ドイツの街で見た娼婦からイメージをふくらませたようですが、すごい存在感です。

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薄井さんの4色の色漆を重ねたという円卓「SEA COSMOS」は華やかですね。上に載っている6つの器から成る乾漆入子「STARS」は多様な使い方ができるそうです。

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山中さんの作品「青海波に兎」の眼の輝きも印象に残りました。

ごく一部しかご紹介できませんが、5人の皆さんの充実した2年間の研修ぶりをうかがわせる作品がたくさん展示されていました。
訓練校第3期生で冨樫洋一氏に師事している青柳彩子さん、山内泰次氏に師事している山口朋子さんの作品もありました。

今春に第5期卒業生を送り出す会津漆器技術後継者訓練校ですが、その前身は会津漆器技術後継者養成所。昭和46年(1971年)に会津漆器協同組合連合合が関係機関の協力をえて後継者不足打開に取り組んだのが始まりで、長い歴史があります。現在の会津漆器界で中心的に活躍している方々の中にも養成所卒業生がたくさんおられます。

巣立っていく5人の皆さんも、さらに技術を磨き、工夫を重ねながら、会津漆器界に活力を与えてくれることでしょう。

会津漆器技術後継者訓練校第5期生の卒業制作展は、会津町方伝承館(会津若松市大町二丁目8-8、Tel.0242-22-8686)で、3月1日(日)まで開かれています。時間は10時~17時(最終日は16時)です。

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2008年12月28日 (日)

元気な会社の元気な人

12月25日に柳津の「花ホテル滝のや」で開かれた「花ホテル講演会」を聴講してきました。
「花ホテル講演会」については、昨年11月に初めて聴講させていただいた際の記事がありますので、参照していただければ幸いです。
昨年ですでに100回を数えていましたが、今回は第144回でした。

今回のテーマは「それぞれのホームページ活用事例発表」。11月6日から8回にわたる「初心者向けIT農業塾~ホームページ制作から農家のための情報発信を学ぶ~」の最終回で、受講されてきた方々の発表会を一般にも公開するというもの。
10の発表(ご夫婦での参加もあったので11名)は、講師の先生の「ホームページそのものの出来栄えよりも、自分の思いや今後の展開を」という言葉どおりに、それぞれの思いやアイデアがいっぱいの素晴らしいものでした。

発表者の一人に、「だいこんや」店長のHARAさんという若い方がいました。
「だいこんや」は、喜多方市の観光客で賑わう市役所通りにあって、野菜を直売し、野菜のフレッシュジュースやアイスが味わえるというお店(冬期は休業)です。実はこの店、建設会社の(株)ダイゴ(大五工業改め)が特区制度を活用してミネラル野菜作りに参入し((株)ダイゴ農園へ)、そのアンテナショップとして開いたものなのです。

HARA店長は(株)ダイゴの営業社員でもあります。(株)ダイゴも(株)ダイゴ農園も同じ建物で、仕事上も仕切りはないそうです。彼はこの講座で「だいこんや」のホームページ制作に取り組んだのですが、今は休業中なので(株)ダイゴのホームページを優先してくれということで、こちらにも取り組みました。

彼が作った試験運用中のホームページで、この元気な会社の一端がうかがえます。
組織図によれば、建設、住宅の事業部のほか、健康福祉事業部、アグリ事業部があり、さらに(株)ダイゴ農園があります。
健康福祉事業部の「セントラルキッチン」は、病院や介護施設などに給食を提供するもので、先端の衛生管理システムにもとづく新工場がこのほど稼動しました。

ネットでいろいろ調べてみると、(株)ダイゴは単に建設会社の多角化というのではなく、一貫したテーマにもとづいて展開をはかっているようです。
高齢者の住宅リフォームを手がける中で食事への悩みが多いことを知り、栄養のバランスがとれた食事・食材の宅配を始めました。これが病院などへの給食提供に発展しています。ミネラル野菜生産はもともと食事宅配の原材料確保が目的でしたが、地元の旅館・ホテルなどとの連携や、ネット販売もと、拡大しつつあります。(住)環境、福祉、健康がキーワードなのです。

元気な会社の“思い”を伝えるべくホームページ作りに取り組むHARAさん。若きホープのますますのご活躍を祈ります。
だいこんや店長ブログ

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2008年12月22日 (月)

会津桐の里で

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12月21日(日)に喜多方市山都町の中反地区で行われた「会津桐雪囲い体験と鳥屋峠山トレッキングツアー」を見学させていただきました。(今年1月に設立された山都地区グリーン・ツーリズム推進協議会の事業)
中反地区では古くから桐栽培が盛んに行われ、現在においても良質な会津桐を生産しているとのことです。
春(5月10日)に会津桐を植栽する体験事業が行われ、今回は冬に備えた「雪囲い」を体験しようとの催しです。

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「雪囲い」はネズミの食害から守るためにやるのだそうです。
肥料の施し方も用途を考えて調節するなど、良質な会津桐を育てるためには、ゆきとどいた世話が欠かせません。

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それぞれ、自分の植えた桐の木を担当します。

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裾に杉の葉っぱを巻くのがポイント。

雪囲い体験のあとは鳥屋峠山トレッキングへ。

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この桐畑の奥のほうに、かつて(昭和54年まで)、「金太郎桐」という有名な木があったそうです。400万円の値段がついたこともあるとか(実際に切られた時は半値ぐらいに下がっていた)。
良質さを誇る会津桐ですが、現在は1本5000円ぐらいにしかならないとのことです。
時代の変化の中で“いいもの”を守り続けていく(新しい用途も開発しながら)というのは容易なことでありません。

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鳥屋峠山(標高563m)は山都町と高郷町の境に位置し、山頂には三等三角点があります。藪がひどいということで今回は山頂までは登りませんでしたが、ミズナラの木立の間から磐梯山の雄姿を望むことができました。

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2008年12月 7日 (日)

蔵の街の昭和

“蔵の街”喜多方のふれあい通り商店街で、「昭和と今を蔵べっぺ展」というのをやっていました。

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旧島三商店では、「プレイバック商店街~あの日、あの時~」というテーマの展示。

中に入ると、何十年も前の商店で使われていた品々があふれています。壁には売り出しのチラシがびっしりです。
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商店街の催しなどの写真もたくさん展示されていました。

もう1つの会場である蔵見世(2階)では、「時代を映す看板あれこれ」というテーマで、明治~大正~昭和中期にかけて主に薬商が使用していた重厚な金看板を70枚程度展示しているそうですが、今回は時間がなくて寄りませんでした。

この展示は「日本一の蔵再生によるまちおこし」事業の一環で、空洞化が進む中心市街地の空き蔵を活用し、当時の賑わいを蘇らせようとの取り組み。10月10日から2月いっぱいまでの開催です。
入館無料で、時間は午前10時~午後3時(年末年始は閉館、蔵見世は木曜日休館)です。詳しくは喜多方観光協会HP内のページをご覧ください。

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旧島三商店の斜め向かいに「喜多方レトロ横丁 昭和レトロミュージアム」というのがあったので、こちらも覘いてみました。

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往年のスターたちのポスターやブロマイドが。

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昭和のお茶の間(?)もありました。

“蔵の街”散策の折には、ちょっと寄ってみてはいかがでしょうか。“蔵の街”の昭和を感じることができます。

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2008年12月 3日 (水)

蘇った煉瓦窯

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“蔵のまち・喜多方”には、町なかから山あいの集落まで、約2600棟の蔵が存在するそうです。用途も、建築様式や材料も様々で、煉瓦(れんが)造りの蔵も多く見られます。(写真は三津谷地区の煉瓦蔵)

喜多方の蔵や塀、煙突などに使われている煉瓦や瓦のほとんどを供給してきたのが、喜多方市郊外の三津谷地区にある旧樋口窯業(明治23年創業)の登り窯です。喜多方の近代産業の代表的施設でもありました。
時代の流れで1970年に閉鎖、82年には喜多方市の有形民俗文化財に指定されて再開したものの、95年から使われなくなって現在に至りました。

昨年11月に経済産業省から産業遺産として認定されたのを機に、窯を再生して「生きた産業遺産」として活用しようと開始されたのが「三津谷煉瓦窯再生プロジェクト」(商工会議所、市民団体などで実行委員会を結成)です。

初年度の今年、窯の再生作業と同時並行で「煉瓦・瓦づくり職人 体験・養成コース募集」が行われました。
9月から11月まで土日を中心に延べ13日の日程。説明会、窯の清掃・補修にはじまり、薪作り(各回)、窯の試し焼き、日干し煉瓦搬入、釉薬掛け・窯詰めと作業を積み重ね、11月22日に火入れをして40時間以上かけて焼成、29・30日に「窯出し」。私が訪れた11月30日は最終日だったのです。

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皆さん、息の合ったチームワークで、窯から煉瓦を運び出し、くっついたのをはがしたり、ABCに選別して積み上げていく作業をしていました。共にやりとげたという喜びが伝わってきます。

初めてのことなので、いろいろ反省点もあるようです。
今回の経験や収集したデータを活かしながら、来年以降の事業につなげていくとのことでした。

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2008年8月10日 (日)

夏の絵ろうそくまつり&…

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「会津夏の絵ろうそくまつり」「小原庄助酒まつり&はるなかまつり」が、8月9日(土)午後6時から、鶴ヶ城をメイン会場に開かれました。

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オープニング・セレモニー。

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特別協賛の福島大学付属小学校の生徒たちによる「絵ろうそく」。点火式です。

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ステージでは午後6時30分からナスカ(会津といったらこの人たちですよね)のライブ。本丸の広場では「冷やガーデンパーティ」が盛り上がり、会津のうまいものや特産品などの出店も賑わっています。

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利き酒コンテストもありました。8人が満点ということで、さすがは…。

なぜ「絵ろうそく」と「酒」なのか?
その接点は田中玄宰(はるなか)です。
会津藩の寛政の改革を推進した名家老。漆器、陶器、絵ろうそく、酒造など、会津の伝統産業の礎を築きました。
亡くなって200年ということで、今年は「はるなかまつり」も併せて行われたのです。

私も参加しているNPO法人「はるなか」もブースを出して、「桜の里親」募集や、会津漆器、絵ろうそく、会津木綿などの展示販売をしました。
Natsunoerousoku08f

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午後8時10分からは再びナスカとプロデューサーの飯盛正徳氏が登場。

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祭りのフィナーレは、やっぱりこれですね。午後8時30分から花火が打ち上げられました。

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2008年8月 2日 (土)

田中玄宰翁200年墓前祭

田中玄宰(はるなか)は、天明から寛政にかけて、危機にひんしていた藩政の立て直しに尽力した会津藩の家老です。
玄宰は、疲弊した農村の復興をはかり、養蚕、薬用人参、漆器、陶器、酒造などの産業を奨励し(会津の伝統産業の礎を築いた)、軍制改革や教育改革(このとき誕生したのが白虎隊で有名な藩校日新館)も進めました。

玄宰が文化5年(1808年)8月7日に亡くなってから200年。「田中玄宰翁200年墓前祭」が、きょう8月2日、小田山の墓前で執り行われました。
Bozensai

会津の伝統産業にかかわる会津若松酒造協同組合、会津漆器協同組合、そして私も参加しているNPO法人「はるなか」などが、実行委員会を構成しました。

神職の祝詞奏上に続いて実行委員長の新城酒造協同組合理事長が祭文を読み上げ、全員が玉串奉奠の後、菅家会津若松市長、高木会津若松商工会議所顧問が「追悼のことば」を述べました。

田中玄宰翁の偉業をしのび、それぞれの立場で会津の振興に努力してゆくことを誓ったのでした。

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2008年6月 9日 (月)

工人まつりは大盛況

「漆探し隊」は、三島町で開かれていた「ふるさと会津工人まつり」に足を伸ばしました。(6月7日)

今年が第22回で、6月7日(土)・8日(日)、三島町生活工芸館前での開催でした。
国の伝統的工芸品に指定された編み組細工をはじめとする生活に根ざした工芸品を町づくりの中心にすえて、“工人郷”を標榜する三島町。一大イベントとなった「ふるさと会津工人まつり」には、地元三島町、福島県内はもとより、全国各地の「工人」約150人が出店しました。
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新緑のナラの林の中、それぞれに趣向を凝らしたお店が並んでいます。(お天気がよくて何よりでした)
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もちろん、会津漆器の工人たちのお店もたくさんありました。
Kouninmatsuri08c

地元のおばあちゃんたちが並んで和気あいあい。山の幸も売っています。
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工人たちと話をしながらお気に入りの品を探す、というのがいいですね。
150人(グループもあるのでそれ以上)もの工人たちが集まるというのもすごいですが、交通の便がよくはないこの地にこれだけのお客さんが集まるというのがすごいですね。

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2008年6月 8日 (日)

漆探し隊

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昨日は、NPO法人「はるなか」漆部会の漆の木調査に参加しました。柳津町の、昭和村に通じる県道(途中に西山温泉がある)沿いの野山に、漆の木を訪ねて歩きました。名づけて「漆探し隊」。会津漆器技術後継者訓練校で学ぶ若い女性たち5人の参加もありました。
「はるなか」の理事で日本でも有数の漆掻き職人である谷口吏(つとむ)氏に、漆の木の見つけ方、見分け方を教えていただきました。今の季節だと葉の輝き、そして枝ぶり、……。クルミの木との見分けはかなりむずかしいのです。

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一番の巨木は周囲2.22メートルもありました。漆の木の寿命は通常50年ぐらいだが、この木は70年ぐらいはたっているだろうとのことでした。

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若い彼女たちの進歩は早くて…。

彼女たちが会津漆器づくりの中心をになうころ、会津の野山の漆の木が、そして私たちが植栽している漆の木が、活用されてほしいと願います。

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2008年5月17日 (土)

「道の駅ばんだい」の駅長になりませんか?

磐梯山の麓、会津盆地への東の玄関口に位置する磐梯町で、道の駅(仮称「道の駅ばんだい」)が来年秋のオープンをめざして工事が進められています。
この駅長((仮称)株式会社「会津嶺の里」の取締役を兼ねる)を、全国募集しているのです。

応募条件は次のようになっています。
1.年齢:40歳位から58歳位まで(年齢相談可)
2.性別:不問
3.学歴:高等学校卒業以上
4.経営販売に関する経験と基礎知識があること
5.道の駅管理運営計画概要を読み応募すること
6.「道の駅」運営に思いと情熱があること
7.気力・体力があること
8.採用後は、磐梯町若しくは通勤45分以内に在住出来る方

平成20年10月1日採用予定で、年俸500万円(ただし今年度は250万円)です。

募集期間は平成20年6月30日(月)まで(消印有効)。応募書類は履歴書(写真添付)、職務経歴書、論文(題:あなたの経験や考え方を「道の駅」経営にどのように活かして、地域活性化を図って行きますか。<1,600字以内>)です。

詳しくは磐梯町HP内の「仮称「道の駅ばんだい」・駅長募集ご案内」をご覧ください。職務経歴書用紙や「道の駅管理運営計画概要」もこのページからダウンロードできます。

私もこんな仕事がしてみたいとは思うのですが、能力が不足しています。どなたか能力と意欲をもった方になっていただいて、私も応援団の1人に加えていただければと願う次第です。

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「道の駅ばんだい」(仮称)の工事現場(2008.5.16)

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2008年2月17日 (日)

会津を元気に

「会津エンジン03」という催しがありました。
会津の文化を向上させる目的で会津若松商工会議所青年部が中心となって開かれ、今年が3回目です。
16日(土)はパネルディスカッションや“日本や世界で活躍する一流著名人と会津の郷土料理やお酒を味わいながらお話できる”という「夜楽(やがく)」があって、17日(日)がスーパー講座・市民講座でした。

スーパー講座・市民講座は、1時限目から3時限目まで会津大学で7講座ずつのほかサテライト会場もあって、会津外から招いた著名人と地元で活躍されている方々による多彩な内容でした。(スーパー講座は500円・市民講座は無料)
私は、海藤春樹氏・秋尾沙戸子氏の「会津に光を当てる」、NAZCAの「会津で歌う 会津を唄う」、遠藤由美子氏の「会津学」を聴講しました。

遠藤由美子氏は、三島町で奥会津書房(ホームページ)という地域に根ざした出版社を主宰しておられます。(写真は遠藤氏の講座)
Enjin03c

「会津学といっても学問ではありません。会津に学ぶという意味なのです。」と切り出されました。
ふつうの生活者が“自分の足もとを掘り起こす”。聞き書きという作業を中心にしてまとめられた『会津学』は、年1冊のペースで昨年で3巻を数えました。
10巻をめざしています。この作業は「100年後の子どもたちのために」やっているのだと言います。
食糧問題や環境問題が深刻化している昨今です。後の世代が危機におちいったときに「何かの手がかりになってくれれば」というのが遠藤氏の思いなのです。

2時限目のNAZCA(ナスカ)の講座もよかったです。
NAZCA(公式ブログ)は2005年の会津の大型観光キャンペーンに向けて、本田華奈子さん(民謡歌手)と千代竜太さんの異色の組み合わせで2004年7月に誕生しました。以来、会津とともに成長してきたといっていいでしょう。

Enjin03a
プロデューサー飯盛正徳先生の司会でトークショー、会津へのこだわりなどについて話をしてくれました。

最後には、1月10日に発売されたシングル第2弾「オキアガリコボシ/銀のしずく」の2曲をライブで。
「オキアガリコボシ」では振付け指導もあって、会場も一緒に盛り上がりました。
Enjin03b

“会津を元気に”という思いがあふれている今日の催しでした。

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2008年1月12日 (土)

「会津暮らし」ノススメ

福島県会津地方の全17市町村で構成される「あいづふるさと市町村圏協議会」が、“会津への移住をお考えの方必見”のパンフレット『あいづらいふ』を発刊しました。
Aizulife

特集「あいづライフ体験記」では、会津の地に魅せられて一足お先に移住してきた人々が、いま何を思い、どんな暮らしをしているのか、3組を紹介しています。
「あいづ17スタイル」では、会津地方17市町村の「住」「職」「医」「遊」などの情報を、コンパクトにまとめています。
「あいづフォトミュージアム」は、会津のスポーツ・自然、歴史・文化、食・温泉、四季の魅力を、写真で伝えています。

ご希望の方は、下記までお問い合わせ下さい。
あいづふるさと市町村圏協議会事務局
〒965-0037 福島県会津若松市中央3丁目10番12号
TEL/0242-24-6312 FAX/0242-24-6313
E-mali:i@aizu-furusato.com

最新の情報を発信するホームページ「あいづらいふ」も誕生しました。
福島県や各市町村などの関連情報が集まっています。
まだ準備中のページもありますが、だんだんと充実していくことでしょう。

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2007年12月 9日 (日)

「はるなか」の忘年会

昨日は、NPO法人「はるなか」の漆部会の忘年会でした。

「はるなか」という名称は、会津藩の藩政改革を進め、漆器・陶器・酒など会津の伝統産業の振興をはかった名家老「田中玄宰(はるなか)」に因んでいます。桜部会、漆部会、木綿・藍染部会、自然環境部会があり、会津を元気にしようと活動しています。
NPO法人「はるなか」のホームページ

忘年会に先だって、スライドショーで1年間の活動を振り返りました。
Harunaka0712a

メンバーが腕をふるった食べきれないほどの料理、持参したこだわりの名酒、…。
楽しい、充実した時間を過ごしました。
Harunaka0712b

《これまでの「はるなか」に関する記事》
NPO法人「はるなか」に入会します(2007. 4.20)
壮大な計画(2007. 8. 5)

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2007年11月18日 (日)

21世紀の寺子屋

昔から会津一円で行われてきた「十三講まいり」や「七日堂裸まいり」で知られる圓蔵寺(福満虚空蔵尊)の門前町、そして、しっとりとした湯のまちでもある柳津(やないづ)。
その柳津の旅館「花ホテル滝のや」で、「花ホテル講演会」というのが開かれています。地域づくりをめざしての「小さな宿の勉強会」。2001年2月に始まったこの講演会はすでに100回を越えました。

「花ホテル滝のや」の若旦那・塩田恵介さんは、2006年11月17日の福島民報に掲載された「小さな勉強会を主催して」という文章で、こう書かれています。
--内容はIT関係やネットビジネス、起業独立、地元の文化や歴史、そのほか観光、経済、教育、福祉、環境などさまざまなジャンルに広がります。ただし行き着くところはただひとつなのです。私たちの「地域づくり」のため、次の時代の人材育成だと考えております。--

11月16日に開かれた第103回の講演会を聴講してきました。
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「社会的文脈からみる中心商店街の開発」というテーマで、講師は高野誠二氏(東京大学空間情報科学研究センター研究員)でした。
はじめに中心商店街をめぐる様々な問題について写真を使いながら解説があったあと、ロールプレイングのワークショップに移りました。架空の人物になりきってみることで、「さまざまな立場の人のさまざまな利害関係が絡む、中心商店街を巡る問題の理解を深め」ようというものでした。街なか派と郊外派に分かれ(私は街なか派になってみました)、遭遇するいろいろな問題に自分の答を書いてみるのです。「地域づくり」を進めていくうえで難しいのが意見や利害を調整することですが、相手の立場を理解するための、ひとつの試みとのことでした。
答を書くのに、手が止まってしまうこともしばしばでした。地方の衰退や高齢化が進むなか、「どうしたらいいのか」、答が見い出せない問題が多くあるのです。

講演会は、午後7時から宿の宴会場で開かれます。90分ほど講師の話があり、質疑応答などの後は、参加者が何人か3分間スピーチをやります。この後の懇親会(参加はオプション)というのが、延々と日付が変わっても続くのです。
横断幕に書かれている「21世紀の寺子屋」というのがピッタリの雰囲気です。
最近の講演会では、インターネットでのライブ放映も行われています。
この講演会に集まってくる人たちがすごいのです。立場ややっていることは様々ですが、いずれも「地域づくり」への熱い思いをもった人たちです。

懇親会の中で、この講演会がなぜこんなに続いているのかということが話題になりました。若旦那の細やかな気配り、若旦那+若女将の心のこもったおもてなしが最大の要因だろうということに落ち着きました。

翌朝、この講演会がますます発展し、会津の活性化に大きな役割を果たしていくことを願いつつ、「花ホテル滝のや」さんをあとにしました。

Hanahoteru0711b
「花ホテル滝のや」さんの玄関

「花ホテル講演会」のスケジュールは「花ホテル滝のや」のホームページのスケジュール帳で見ることができます。

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2007年9月11日 (火)

鄙びた温泉の熱き祭り

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9月9日(日)は第25回の「玉梨・八町温泉まつり」でした。「愛 LOVE 金山」というブログでこの催しを知り、行ってみました。

玉梨・八町(はちまち)温泉は、奥会津・金山(かねやま)町、只見川支流の野尻川をはさんでたたずむ鄙びた温泉です。
※私のホームページ「会津嶺~山と温泉」にも載せていますが、近日中にもっと充実させて更新したいと思います。

祭りは、正午からのパネルディスカッション「まつりと地域活性」で開幕しました。
パネラーは、㈱いわきテレワークセンター顧問(元川口高等学校校長)の志賀由直氏、都市開発機構岩手事務所長の小林一氏、ANA香港支店スーパーバイザーの吉川宏幸氏、金山町町長の長谷川律夫氏でした。
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志賀さんは、金山町にある川口高校の校長をされていたとき、銀行の支店長、駅長、電力会社の人やらと「単身赴任の会」を開いていたのだそうです。あっちのこと、こっちのこと、情報交換できたのがよかったといいます。
小林さんは志賀さんの友人。各地で地域づくりにかかわっている経験からのお話がありました。
吉川さんは、帰国したときは実家よりもこちらへという大の金山ファン。友人を誘うとき、こんなところと言うのではなく、こんな人、あんな人がいたよというエピソードを話すのだそうです。立派な観光パンフレットでも人の顔が見えないのはつまらないとのこと。「人まかせにしないで、自分のこととして考えてほしい」というのが、愛する金山の人たちへのメッセージでした。

午後は、ミニミニゴルフ、魚つかみ、紙飛行機滞空競技、天秤担ぎ競争、縄ない競争、などなどのゲーム。老いも、若きも、子どもも、楽しそうでした。
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【左】魚つかみ  【右】縄ない競争

メインイベントは、女性講談師・神田香織さんの公演でした。

公演に先だって挨拶したのは初代の実行委員長。昭和44年の洪水で大きな被害があり、10年あまりでようやく復興したころに始めたのがこのお祭り。盛衰もあったけれど何とか続けて、今年で第25回を迎えたのだそうです。
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神田さんは、講談の手ほどきから始めて、自分が講談の道に進むことになったいきさつなども話されました。
この日の演目は「井戸掘り五平」。県内の玉川村に伝わる話だそうです。天災地変でかつて豊かだった水がまったく出なくなり、村は滅亡の危機に。父親の遺言を守ってひたむきに井戸を掘りつづける五平。……
笑いあり、涙ありの1時間でした。
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神田さんは県内いわき市のご出身。「k-kaori~講談師神田香織の香方見聞録」というブログもやっておられます。

「中井湯の復活」というのもありました。
かつて川原に湧いていたぬるめの炭酸温泉。昭和44年の洪水以来とだえていたのを、この日だけ特別に復活です。ただし、1日だけでも保健所の許可が必要なんだそうで、手続きが間に合わず入浴はダメとのこと。
※詳しくは「愛 LOVE 金山」をごらんください。
Tamanasif0709g
「中井湯」は、旅館「恵比寿屋」さんの、木をくり抜いた浴槽に注がれていました。

夜は「仮装豊年踊り」で盛り上がりました。なんと、優勝の賞品は液晶テレビです。
写真は失敗しましたが、少しは雰囲気が伝わるでしょうか?
Tamanasif0709h

いわきからは、大漁旗と共にたくさんの新鮮な魚が送られてきていて、売店で販売され、仮装豊年踊りや最後の抽選会の賞品として提供されていました。いわきテレワークセンターの関係とのことで、これも人と人のつながりの一例でしょう。
25年も前から地域を元気にしようと頑張ってきた人たち。
パネルディスカッションでも指摘されていた「人と人のつながり」。
“熱き心”と“熱き心”がつながり、だんだんと広がっていく。そんなことを感じさせる“熱き祭り”でした。

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2007年8月31日 (金)

『農のある人生』

瀧井宏臣著『農のある人生-ベランダ農園から定年帰農まで』(中公新書,2007.6)を読み了えた。
今日はその内容を紹介したい。

「北海道から九州まで各地を訪ね歩き、ベランダ農園から定年帰農まで、さまざまな取り組みについて報告したルポルタージュである。」(はじめに)

第1章では東京・練馬区の「農業体験農園」が紹介されている。
農業体験農園とは、自治体やJA(農協)が農地を市民に貸し出す市民農園や、果樹のもぎ取りやイモ掘りなどを売りにしたいわゆる体験農園とは違い、「市民が農家の指導を受けながら種播きから収穫までの農作業をトータルに体験できる農園」とのこと。
市民は、野菜の栽培技術を学べ、自分で作った新鮮でおいしく安全な野菜を食べ、栽培する喜びも味わえ、畑仲間や農家との交流を深めることができる、などなど。農家は農作業の負担が減り、安定した収入も得られ、行政は従来型の市民農園より管理運営面の負担が少ないという「三方一両得」。
都市農業の存続を模索する農家のアイデアで、1996年に誕生した。練馬区では毎年1園ずつ増やしてきたが、今では都内外で同様の農園が数多く開設されている。

第2章の「クラインガルテン」は、山小屋風の建物が付いた滞在型市民農園。ドイツ語で「小さな庭」を意味し、ヨーロッパ各国で独自の発展を遂げた都市住民のための農園がモデルだ。
日本での先駆けのひとつとなった長野県四賀村(松本市に合併)の取り組みと、ガルテナー(利用者)のいきいき生活。
クラインガルテンの人気は高く、様々なタイプのものが各地に続々と造られている。

第3章の「週末農民」では、大山千枚田(千葉県鴨川市)の棚田オーナー制度、小田原市早川地区のミカンの木オーナー制度、長野県飯田市のワーキングホリデーなどが紹介されている。

第4章は「半農半X」。
「半農半X」とは、塩見直紀さんが提唱する「自分たちが食べる分だけの農に携わりながら、自分の好きなこと、個性を活かした仕事に就いて生計を立て、社会に役立っていくライフスタイル」。着想のきっかけは星川淳さん(屋久島在住)の「半農半著」という言葉だった。
「半農半ヘルパー」「半農半陶」「半農半歌手」など、様々な半農ライフがある。
「半農半Xという生き方」は20~40歳代の若い層に共感を呼び、塩見さんのメッセージを受けとめて首都圏で活動を展開するNPO法人もある。

第5章は「団塊帰農」である。
北海道の麻田信二さんは任期途中の農政担当副知事から一農民になった。「日本農業の危機を乗り切るためには一人ひとりが自覚して農業に関わっていくしかない」という主張の身をもっての実践。
季刊『増刊現代農業』(農文協)は、1998年から4回にわたって「定年帰農」「団塊帰農」を特集し、ブームに火をつけた。
NPO法人「ふるさと回帰支援センター」は「ふるさと回帰運動」を展開、地域の活性化をめざしている。
豊田市の「農ライフ創生センター」、JA甘楽富岡などの、帰農支援の取り組みもある。
「定年帰農」は成功例ばかりではない。失敗しないための「定年帰農の心得」。

第6章の「市民皆農の時代」では、一坪菜園運動から有機農業の町へと成長した宮崎県綾町、浜田広さん(リコーの元社長)が提唱する「国民皆農」などが紹介され、著者は新しいキーワードとして「市民皆農」を提起する。
今の日本社会において市民が農に関わることの意味を次のようにまとめている。
①新鮮でおいしく、安全な食べ物が食べられる
②自ら作物を作り育てる充実感や喜びを得られる
③農作業に携わることで健康になり、ストレスを解消できる
④日本の農業を支え、食糧自給率を上げることにつながる
⑤残り少ない日本の自然や景観、文化を守っていく一助になる
⑥「農縁」の構築が、地域の再生や活性化のきっかけとなる
「市民の誰もが自分の流儀で農に関わり、農の復権を」というのが著者のメッセージだ。

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2007年8月 5日 (日)

壮大な計画

会津の漆器と絵蝋燭を会津の「漆の木」で作りたいと、漆の木の植栽事業に取り組んでいる団体があります。NPO法人「はるなか」で、私も4月に入会しました。(「はるなか」では、桜の植樹、藍・棉の栽培などもおこなっています。4月20日の記事参照)
昨日、喜多方市川前地区の漆植栽地で下刈り作業があり、初めて参加してきました。

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Harunaka0708b
この漆の木から樹液が採れるころ、この世にいるかどうかわかりませんが、“壮大な計画”の一端に加わっています。

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2007年7月17日 (火)

昭和村の写真

昨日は、奥会津・昭和村でのワークキャンプを紹介しましたが、昨年撮った昭和村の写真があることを思い出しました。
自然に恵まれた昭和村の一端をお伝えできればと。
※クリックで大きな写真が表示されます

Showamura0605a
昭和村中央部の集落です。

Showamura0605b
水芭蕉が咲く矢ノ原湿原(水芭蕉の季節は過ぎましたが)

湿原では、有名な駒止(こまど)湿原もあります。夏から秋にかけても、いろいろな花が咲くようですよ。

隣の金山町になりますが、JR只見線の会津川口駅から昭和村に向かう途中には、八町(はちまち)温泉・玉梨温泉という趣きある温泉があります。大蛇伝説と妖精の沼沢湖も近くです。(写真は八町温泉の共同浴場)
Hachimachi0501

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2007年7月16日 (月)

奥会津で、地域も自分も元気に!

福島県の奥会津と呼ばれる地域にある人口1,600人の昭和村。「からむし織り」と「かすみ草」で有名ですが、過疎化と高齢化が進み、地域の農地、暮らし、経済を維持する事が難しくなりつつあるとのことです。

この夏から秋にかけて、この村で、“地域を支え自分が成長できる”ワークキャンプが行われ、参加者募集中です。(主催:昭和村「誰もが主役の村会議」、企画:NPO法人寺子屋方丈舎)

期間は、7月10日〜9月末日の間で最低1週間から最大2ヶ月間まで。一日6時間、週5日間の活動(作業は地元の方が指導)をして、時間外は豊かな自然に恵まれた昭和村を自由に楽しんでもらおうというものです。
18才以上35歳程度までの健康な男女が対象。費用は、1週間あたり食費5,000円のみです。

8月1日〜5日には、東京方面の方が対象(新宿駅集合)の「農業ふれあいワークキャンプ」という企画もあります。これは、NPO法人 NICE(日本国際ワークキャンプセンター)との連携事業です。

Showamuraw
詳細は「昭和村ワークキャンプ」のホームページ(こちら)をご覧ください。

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2007年4月20日 (金)

NPO法人「はるなか」に入会します

NPO(非営利組織)法人「はるなか」は、
・鶴ヶ城を、弘前城に次ぐ「世界第二」の城郭の桜の名所にすることを目指して、桜の植樹・管理事業
・会津の漆器と絵蝋燭を会津産の「漆の木」で作るため、漆の木の植栽事業
・藍染め・会津木綿の再興へ、藍・棉の栽培
などに取り組んでいる団体です。

「はるなか」という名称は、藩政を改革し、養蚕・薬用人参・紅花・藍・棉・漆器・陶磁器・酒造などの様々な産業を奨励し、現在における会津の地場産業や特産品の基礎を作った会津藩の名家老、 田中玄宰(たなかはるなか)に由来します。

2月に県立博物館で「会津漆器の後(あと)」という講演会があって聞きにいきましたが、この団体が主催したものでした。

会津が元気になることを願う一人として、参加することにしました。

NPO法人「はるなか」のホームページ

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2007年4月10日 (火)

「ヤマサ商店」を訪ねました

奥会津の只見町に、手造りをモットーに地元産にこだわって、山菜やきのこの加工品、ゆべし(じゅうねん、ごま、くるみ)、そばはっとう、野草飴などを製造・販売している「ヤマサ商店」というのがあります。
会津地方の道の駅や物産館で時々見かけるし、インターネットでもお目にかかって、気になっていました。

4月8日、“幻の露天風呂”を訪ねた際に、足をのばしました。

「ヤマサ商店」は、只見町入叶津、新潟県三条市に抜ける八十里越え(自動車道は未開通)の街道すじにありました。「きれいな山と川、おいしい空気が自慢」というところです。少し先に、手打ちそば処「八十里庵」もあります(雪どけから雪がふるまで営業)。

Yamasa0704a

元気かあちゃん(ブログはこちら)に、いろいろ話をうかがいました。

Yamasa0704b

かあちゃんは、各地の土産物店への卸や営業が担当(もちろん作るのもやっている)とのこと。
じいちゃんは、会津坂下町で山野草店をやっていましたが、帰ってきてイワナのつり堀をはじめたのだそうです。(イワナはヤマサ商店の商品にもなっています)
とうちゃんは器用で、周辺の笹やオオバコなどを粉にして入れた野草飴は、とうちゃんの手作り。
3人の元気とアイデアが、次々と新しい商品を生み出しているようです。他に3人の従業員の方がおられるそうで、元気にがんばれば地域の元気にもつながっていくのではという思いがします。

一方で、消えていく商品もあります。山ぶどうをしぼった「山ぶんど」、人気の商品でしたが、採る人がいなくなって製造中止だそうです。お店に残っていた最後の1本を、プレゼントしていただきました。飲んでしまうのはもったいない気持ちです。

Yamasa0704c

ヤマサ商店のホームページ 近辺の観光案内なども
「奥会津でねぇと」内のページ

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2007年3月13日 (火)

ニックネームについて

ブログをはじめる際、「ニックネーム」のところではたと困った。

私には、みんなから気軽に呼んでもらえるニックネームというものがない。あまり面白味がない人間であるからだろう。

高校生のとき、クラブの仲間から「つかさん」と呼ばれていたぐらいのもの。大塚だから何ということはない。ちなみに山崎君は「山さん」。

ネット上で、匿名で無意味なやりとりをするのは好きでない。大した人物ではないが、本名で「逃げも隠れもしない」つもり。かといって本名で呼びあうというのも無粋なので、ニックネームにも存在意義はあると思う。

実は、自分の名前はあまり好きでない。自分の名前を自分でつけることはできない。好きな名前をつけることができるというのも、ニックネームのいいところかもしれない。

ブログでのニックネーム、「つかさん」でもいいかとも思うけど、しばらく(未定)にしておきます。

思えば20年前、パソコン通信に入会して、距離と時間を超えたコミュニケーションや豊富な情報に感激した。しかしこれは、会員だけの閉じられた世界。10年ほど前にインターネットをはじめ、大きな可能性を感じたものの、まだ淋しいものだった。最近では、情報の多くはインターネットからとなっているし、自分の世界を広げることにも役立っている。技術の進歩もあるが、何よりもインターネットがオープンであることが発展の要因ではないか。

華やかな観光キャンペーンの一方で、シャッターを閉めた店なども目立つ会津。インターネットに活性化への手がかりを見つけていきたいと思う。

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2007年3月11日 (日)

「会津暮らし」のブログをはじめます

「会津暮らし」のブログをはじめます。

まずは自己紹介など。

1947年、会津は喜多方市の生まれ。いわゆる“団塊”です。関西で長く暮らしていましたが、1998年に磐梯町へUに近いJターン、4月で9年になります。
地元の工場で働きながら(11月には定年)、山歩きと温泉を楽しんでいます。最近は、「会津のいいもの」をたずねて、あちこちでかけたりもしています。

残された人生、「会津での暮らし」を楽しんでいこうと思っています。

「会津のいいとこ」、「会津のいいもの」、「会津のいいこと」を皆さんにもご紹介していき、少しなりとも、会津が元気になるお手伝いができればとも思っています。

ホームページ「会津嶺~山と温泉」(http://homepage2.nifty.com/aidune/)もよろしく。

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